自由に飛ばすなら今のうち?Mavic Miniも気軽に飛ばせなくなる!?

ドローン

これまで航空法の一部が適用されなくて、比較的自由に飛ばすことができた重量200g未満の「模型航空機」(Mavic Miniなど)も、今後は200g以上の「無人航空機」と同じようにガッツリ航空法が適用になるという話が出てきているようです。

まだ「これから検討していく段階」であるようですし、200g未満でも「安定して飛ばせる機体」が対象だそうですが、まともに空撮できる機体に関してはどうやら一律に規制されそうな予感。

これは昨年12月にDJI社が最強のドローン「Mavic Mini」を出した時に予想はできましたが、その通りで規制は待ったなしのようですね(T . T)

個人的には非常に残念です…。

Mavic Miniの魅力は自由度が高いこと

今後、Mavic Miniがこれまで通り気軽に飛ばせなくなる可能性大です!

Mavic Miniは、飛ばす際の航空法の規制がとても緩いので、かなり自由に飛ばせます。空港周辺の飛行や高度制限などはもちろんありますが、最も厄介な「目視して飛ばす」や「30m以内〜」を許可なく行えるので、発売された時には多くの人が狂喜したと思います。

【Mavic Miniで許可なく出来ること】

✅ 機体を目視しないで飛ばす

✅ 人口集中地区(DID)で飛ばす

✅ 30m以内に人や物がある場所で飛ばす

✅ 日没後や夜間に飛ばす

✅ 上空250mまで飛ばす
(※空港周辺や航空路などではNG)

✅ イベント会場で飛ばす

要するに、空港周辺で飛ばしたり上空150m以上飛ばしたりしなければ、航空法に関しては気にしなくて良いことになりますので、様々な場所やシチュエーションで飛ばせます。

もちろん、航空法以外の「小型無人機等飛行禁止法」だったりの他の法律は遵守する必要はありますし、地権者にも許可を取った上で飛ばす必要はありますので、そこは要注意!

ひとりで目視外飛行できる!

個人的にMavic Miniが最も素晴らしいと思う点は、ひとりで目視外飛行できることです。

200g以上の「無人航空機」の場合、「目視外飛行」の許可を取ったとしても、基本的にはひとりで目視外飛行することはできず、必ず補助者(監視者)が必要になってきます。

機体の進歩によって、飛行する下に人がいる可能性の低い海や山では、今後ひとりでの目視外が可能になると思われますが、現状でも基本的には補助者が必要で、ひとりでの目視外飛行はできません。

一方、Mavic Miniは「目視外飛行は許可なく飛ばしちゃダメ」という航空法が適用されないため、許可なく目視外飛行してもOKですし、もちろんひとりでもOKです!

趣味でひとりでドローンを楽しんでいる人もいると思いますが、空撮するとなるとどうしても手元のモニターを見続ける必要があるため、目視外飛行は必須。Mavic Miniであれば合法的にひとりで目視外飛行ができるため、ひとりドローンユーザーにとってはMavic Miniの一択なのです。

200g以上の無人航空機

❌ 目視外飛行(※許可を取ればOK)

❌ ひとりで目視外飛行

200g未満の模型航空機(Mavic Mini)

⭕️ 目視外飛行

⭕️ ひとりで目視外飛行

30m以内に人・物があってもOK!

200g以上の無人航空機を飛ばす上で厄介なのが、「30m以内に人がいたり物(物件)があったら飛ばしちゃダメ」というやつです。物には電信柱ガードレールなどの人工物も含まれます。

いまの日本で30m以内に物がない場所を探すのはなかなか難しいですし、あったとしても、きっとそこに撮りたい被写体はないはず!

つまり、ドローンを飛ばす上で必ずと言っていいほど周囲30m以内に人がいたり物がある可能性が高いですから、許可はほぼ必須な状況なわけです。

ところが、Mavic Miniであればこの航空法も適用されないため、極端な話、5m以内に人がいようと物があろうと法的には飛ばしてOKです。

200g以上の無人航空機

❌ 30m以内に人がいる飛行
(※許可を取ればOK)
❌ 30m以内に物がある飛行
(※許可を取ればOK)

200g未満の模型航空機(Mavic Mini)

⭕️ 30m以内に人がいる飛行

⭕️ 30m以内に物がある飛行

上空150m以上からの景色も空撮できる

「無人航空機」は基本的に150mまで飛ばすことができ、許可を取れば150m以上も飛ばせますが、Mavic Miniを含む200g未満の「模型航空機」は、空港周辺や航空路などを除くと地・水表面から250mまで許可なく飛ばすことができます

無人航空機で150m以上飛ばす場合には許可申請が面倒になるため、なかなかやっている人はおらず、高高度からの空撮映像はあまり見る機会がありません。

ところが、Mavic Miniでは150m〜249mの高度からの景色を許可なく撮ることができてしまいますので、これもMavic Miniの隠れた魅力と言えます!

もちろん、事前に空港事務所に航空路か否か、飛ばしてOKか確認すべきですし、高度を上げればそのぶん風も強かったりして墜落の危険性も高まります。また、市街地でなければヘリコプターなどの有人機も法的には150mまで下りてくることが可能だそうですので、150m以上の空域というは結構危険だったりしますので、飛ばす際には要注意です。

200g以上の無人航空機

❌ 150m以上の空域(※許可を取ればOK)

200g未満の模型航空機(Mavic Mini)

⭕️ 150m以内の空域(空港周辺・航空路以外)

 ハードルの高い夜間飛行も可能!

無人航空機を夜間に飛ばすことは結構難しいです。

もちろん許可申請すれば飛ばせるには飛ばせますが、夜間に飛ばすにあたってはかなり厳しい規制がありますので、実質飛ばすにはハードルが高いですし、個人ではほぼ無理でしょう!

しかし、Mavic Miniはそんな難しい夜間の飛行も許可なしで飛ばせてしまいます。

無人航空機では夜間の目視外飛行は難しいですが、Mavic Miniでは夜間の目視外飛行だって許可を得ることなく飛ばせてしまうのです!

なので撮るのが難しい夜景なども法的には簡単に撮れてしまうということで、まさにMavic Miniは最強のドローンなのです。

200g以上の無人航空機

❌ 夜間飛行
(※許可を取ればOKだが難易度高い)

200g未満の模型航空機(Mavic Mini)

⭕️ 夜間飛行

 イベントでの飛行も楽々!

何年か前にイベント会場で事故が起きてから、イベント会場でのドローン飛行はかなりハードルが上がりました!許可を取ったとしても、厳しい安全対策が必要なので大変です。

ところが、Mavic Miniの場合にはこの航空法が適用されないため、許可を得ることなくイベント会場で飛ばすことができます。もちろん、イベントを開催している運営者の許可は必要ですが、そちらの許可をもらえれば、制限なく自由に飛ばすことがOKです!

結婚式などでドローンを飛ばして撮影したい人も多く、これまでは飛ばすのが難しかったのですが、Mavic Miniであれば誰でも飛ばせてしまうのです。

200g以上の無人航空機

❌ イベント会場での飛行(※許可を取ればOK)

200g未満の模型航空機(Mavic Mini)

⭕️ イベント会場での飛行

今後は規制される可能性大!飛ばすなら今のうち!

冒頭でも書いた通り、Mavic Miniを含めた200g未満の「模型航空機」に関しても、今後は200g以上の「無人航空機」と同等の規制がされると思われます。つまり、これまでは適用されていなかった航空法がガッツリ適用されるということ。

そもそも論として法律が作られたのは昔で、重量200g未満の空に飛ぶものが安定的に飛ぶのを想定していない頃に作られています。

技術の進歩で、200g未満の機体でも「無人航空機」とほとんど変わらない性能になったことから、国土交通省は安定して飛ばせる機体に関しては一律規制してしまいたい様子です。

そうなると、もうMavic Miniであっても今後は自由に飛ばすことはできなくなりますから、いま「無人航空機」で飛ばすのが面倒臭いけどMavic Miniだと簡単に飛ばせる場所で飛ばしたりする最後のチャンスになりますので、正直、飛ばすなら今のうちという感じです。

 

ドローンが社会インフラになりつつある

個人的にMavic Miniの今回のニュースにはガッカリですが、ただ一方で、もうドローンってただの遊びとして飛ばすものではなく、社会のインフラになりつつあるものなんですよね!

今後は機体の登録制度も始まりますし、国として空に飛んでいるものについては出来る限り把握しておきたいというのは理解できます。それは、社会インフラになるにつれ、事故や事件が起きた場合に機体の所有者がわからないと大変だからです。

イメージとしては、今後は「車」みたいな感じになっていくと思われ、趣味で遊ぶドローン飛行などは、屋内などの限られた場所でしか出来なくなってくるのではないかと思いますね。

時代はどんどん進んでますし、もうラジコンで遊んでいた頃の環境とは全然違うと頭を切り替えたほうがいいのかもしれません…。

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