現在日本で発行されているクレジットカードの中には、プラスチックではなく金属で出来ている、いわゆる「金属性のカード」が2枚あります。
今回は初めて日本で金属製カードとなったラグジュアリーカード(チタニウムカード)の審査のことや、その際に必要となる年収に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
これから申し込んでみようか考えている方は、おそらく審査に関しては非常に気になるところだと思いますので、その審査の驚愕な事実について書いていきます。
詳細や申し込みは公式サイトで。
ラグジュアリーカードの審査に関して
まず初めに書いておかなければならないのが、「審査」について確信的なことは何もわかりません^^;
審査に関しては、各クレジットカード会社のトップシークレットになっていますので、実際に審査をする部門の方でないと結局のところ確実なことはわからないのです…。
ネット上にも審査について色々な情報が載っていますが、あれはあくまでもその方の経験だったり周囲の方々の経験を基に書いるだけであって、100%正しいということはありません。
ちなみに、私も自身の経験やネット上の情報を基に書いていきますので、その辺を了解の上で参考にしてみてください。
チタニウムカードは申し込み制?招待制?
ラグジュアリーカードには「チタニウムカード」「ブラックカード」「ゴールドカード」の3種類が用意されていますが、招待制のカードもあれば申し込み制のカードもあります。
招待制とは、カード会社側からのインビテーション(招待)がないと持つことができないカードで、申し込み制のカードはこちら側から好きな時に申し込むことが可能なカードです。
招待制カード:ゴールドカード
申し込み制カード:チタニウムカード、ブラックカード
ラグジュアリーカードで招待制なのは、最上級カードであるゴールドカードだけになります。
それ以外の2枚は自ら申し込むことができるため、とりあえず審査は受けることができるという感じ。
年会費5万円のカードでも申し込み制
チタニウムカードは年会費が5万円するのにも関わらず、こちら側から申し込みができるカードです。
通常5万円クラスのプラチナ級のカードになってくると、招待制というのが多かったりもするのですが、嬉しいことに申し込みができるということで、手に入れることができる可能性は少なからずあります。
最近は三井住友VISAプラチナカードなど、年会費5万円クラスのプラチナカードでも、招待制をやめて申し込み制に変更していることも多いですので、年々プラチナカード級のステータスが下がってきていて入手しやすくなっているのも事実です…^^;
公式サイトにある申し込みの対象とは?
申し込む上で、各カード会社は申し込み(審査)基準なるものを公表していまして、ラグジュアリーカードのチタニウムカードにもその記載がありますので紹介します。
公式サイトに書かれていることは1つで、
20歳未満の方、および学生の方はお申込みいただけませんのであらかじめご了承ください。
とのことです。
つまり、学生を除く20歳以上の方が申し込めるということになります。
20歳未満ということで、学生だろうと社会人であろうと19歳の方は申し込めません。
また、20歳の学生(大学、専門学校)は申し込めませんが、20歳の社会人なら申し込むことができます!そして、たとえ20歳以上であったとしても、学生(大学、専門学校、大学院)は残念ながら申し込めません。
年齢に関しては基準が低い
年齢制限に関して言えば、他のプラチナカード級のカードと比べて20歳以上でOKというのは、申し込む側からしたら非常にありがたい話ですし、若くして持つことも十分可能です。
昔と違ってインターネットが普及したおかげで、たとえ20代であっても年収が高かったりフリーランスなどで沢山稼いでいる方は多いですから、もしかしたらその事を考慮に入れてくれているのかもしれません。
あるカードでは、年齢が27歳以上じゃないと申し込めない…なんていう鬼畜なカードもありますから(笑)、それと比較すると多くの方に門戸が開かれているのはグッドですね!
安定収入の記載がない!?
一応、ラグジュアリーカード (チタニウムカード)に書かれている審査基準は、先程紹介したものだけになります。
他社が発行するカードですと、年齢制限とともに通常「安定継続収入がある方」と併記されているものですが、ラグジュアリーカードにはそのような記載は見当たりません。
「ということは、収入が低くても大丈夫!?」
このように思う方もいるかもしれませんが、個人的にはそんなことは一切ないと思います!
20歳でも審査に通る可能性はあるとは言うものの、年会費は5万円でそれなりのサービスも付帯していることを考えれば、ただ単に門戸を広く開いているというだけで、決して収入が低くても誰もが持てるというものではありません。
カード審査において「安定継続収入がある方」というのは当たり前過ぎる話であり、どちらかと言うと、ラグジュアリーカード側が当たり前なのであえて書いていないと思ったほうが良いと個人的には思いますね。
フリーランスや個人事業主は審査に通る!?
先程も少し触れた通り、近年20代でもフリーランスや個人事業主として生計を立てている方も増えていまして、果たしてその方々は実際に申し込んで審査に通る可能性はあるのでしょうか?
ひとつ前で「安定継続収入がある方」は当然過ぎてわざわざ明記していないと紹介しましたが、フリーランスや個人事業主は確かに収入面で言えば不安定とも言えます。
サラリーマンであれば急激に収入が上がることもなければ下がることもなく割と一定で安定していると言えますが、フリーランスや個人事業主はその年は年収が高くても、翌年に一気に落ちてしまうことが考えられます。
よって、安定継続収入があるとは正直自信満々には言えませんよね^^;
審査にはフリーランスなどでも通る
結論から言えば、フリーランスや個人事業主でもラグジュアリーカード (チタニウムカード)の審査には通ります。
ただし、これはあくまで他の要素を考慮せずに職業だけをみた結論です。
その他、クレジットカードの履歴だったり年収だったり…が関係してきますので一概には言えませんが、別にフリーランスであろうが審査には通る可能性は十分あるということです。
では、その根拠は!?
私が個人事業主で、実際に審査に可決してカードを保有しているからに他なりません!
また、私の友人の何人かもフリーランスでカードを保有できていますので、別に職業がフリーランスであろうと個人事業主であろうと、それで審査が否決になることはないですね。
もしフリーランスで審査に落ちてしまった方がいるなら、それは職業的なものではなく、その人の属性など他の要素で落とされた可能性が高いと考えられます。
気になる属性の話…
クレジットカードの審査でよく言われるのが、その方の「属性」がどうかという話です。
要するに、その方の年収や職業、勤続年数、カード利用履歴、ローンの有無、配偶者の有無、持ち家/賃貸…..などなど、審査される上で重要視されるものになります。
やはりこの「属性」が高い方=カードを発行するに値する方ですと、審査にはもちろん通りやすくなりますし、逆に「属性」が低いと申し込んだとしても否決されてしまう可能性が高くなります。
まず、ここでは一般的に言われている属性の良し悪しを紹介したいと思いますので参考までに。
職業/勤続年数
公務員>会社員>経営者>個人事業主>派遣社員>バイト
最も信用度が高いのは、何と言っても公務員になります。
これに勝てる職業はないと思っていいでしょう。基本的に重犯罪でもしない限り公務員が急にクビになる可能性は低く、身分が保証されているため、世間で言われているように安定していると言って良いと思います。
クレジットカード会社側が恐れることは、「この人ちゃんと返済するかな?」という事ですので、その点解雇されることもなく年功序列な公務員はクレカ審査で最大の力を発揮します。
また、企業に勤めている会社員(サラリーマン)の方も、不当な理由がなく解雇されないため比較的安定と言えるかと思います。
経営者の方や個人事業主は、安定性で言えば安定とはとても言い難いです。よって審査での信用度はそこまで高くなく、ただ年収がある程度あって、それが数年間継続できていれば多少は信用度が増すと思います。
派遣社員やバイトは社会的身分が高くなく、すぐクビになってしまうことも考えられますので、審査される上では最も難しい職業になりますね。
そして、勤続年数は当たり前ですが長いほうが有利になります。
1年勤務と10年勤務では、当たり前ですが10年勤務のほうが安定と捉えられて信用がありますから、同じ場所に長く勤務していることが最も信用度が高いことになります。
カード利用履歴
審査する上で、最も重視されるのがいわゆる “クレヒス” と呼ばれるクレジットカードヒストリー、つまりそれまでのカードの利用履歴になります。
現在保有しているカードの利用履歴はCICなどの信用情報機関に登録されていますので、万が一過去にカードの支払いで延滞などがあったりすると、信用に傷が付いていることになりまして、審査に通らない可能性が出てきます。
また、日々の利用状況や他社カードの申し込み状況なども確認できてしまいますので、毎月カードで決済していて、さらに直近でのカード申し込みがない、または少ないとクレヒスが良いという状態になりますね。
クレヒスはとにかく、
・過去に支払いの延滞等をしていない
・多重申し込みをしていない
の2つが最も重要だと言われていますので、これだけはしないことをおすすめします。
ローンの有無
ローンがあるのかないのかも審査に関係してきます。
他に月々払う固定費(ローン)があるということは、自由に使える月々のお金が減るわけでして、その額が大きければ大きほど負担がかかるため審査は厳し目になります。
逆にローンがないのであれば、毎月の負担も少なく返済可能性が高いと判断されて審査にも通りやすくなる傾向がありますね。
持ち家/賃貸
こちらも、持ち家で家賃がない場合には同じ理由から審査の面では割と有利になります。
家賃を払ってアパートやマンションに住んでいる方は現状多いですので、家賃を払っているからと言ってそれほど審査に厳しいのかと聞かれればそれはないと思いますが、やはり月々必ず支払う家賃はないほうが良いに決まっています!
配偶者の有無
配偶者や子供がいるかどうかも審査には関わってきます。
つまり、家族を持てばそれなりにお金がかかってきて月々支払える額も減りますので、年収と比較してみて自由に使える額が少ないなら審査は厳し目になると思いますし、年収が高ければそこまで気にする必要なく審査に通る可能性は高いですね。
年収
クレヒスと同じくらいに重要視されるのが、やっぱり年収になります。
年収に関しては、それは高いに越したことはありません!
高ければ高いほど良いです。
申し込みをされる皆さんはおそらく年収が一番知りたいと思いますので、この先でラグジュアリーカードの年収に関して詳しく紹介していきたいと思います。
ラグジュアリーカードは年収いくらで通るの!?
さて、非常に気になる、ラグジュアリーカード(チタニウムカード)の審査を可決する上で、一体どのくらいの年収が必要なのかという件。
繰り返しになりますが、これも確実なことは分かりませんし、あくまで自身と周囲の友人、そしてネット上の情報を総合的にまとめてみた結果になりますのであくまで参考程度に。
はじめに書いておきますと、最低ラインは400〜600万円になります。
年収400万円での可決例あり!
以前どこかのクレジットカード系のサイトで、女性の方で年収400万円で申し込んだところ無事可決したという記事を見かけたことがあります。
その方は勤続8年の会社員で年齢は32歳。
賃貸で一人暮らしでローンはなく、クレジットカードは他に5枚ほど持っていて全て定期的に利用しているとか。
その方曰く、おそらく良好なクレヒスが審査に影響したのではないか、と書いていました。
もちろんネット上の情報でありますので信憑性が100%あるとは言えませんが、もし本当だとするならば年収400万円でもクレヒスが良くて月々支払う固定費が少なければ審査に通る可能性はあるということです。
年収400万円で否決例もあり
ラグジュアリーカード否決くらった。まあ20代年収400万弱ではしゃあない。
— しゅーれん (@shu_ren0326) 2017年7月9日
年収400万円でも審査が否決だった例もあります。
正直年齢は関係ないと思いますので、おそらくこの方の他の属性などが審査の基準に達していなかったのかもしれません。
もしかしたら、クレヒスが良かったり勤続年数が長かったりしたら通った可能性はありますね。
ネット上にはあまり年収400万円で審査に通ったというのは見られませんので、これは個人的な見解ですけど、年収400万円だと若干審査に通すのは難しいのかなぁと思います。
よほど属性が良ければ別だと思いますが…。
年収500万円で可決多数
年収500万、サラリーマンでもラグジュアリーカードの審査通りました!
楽しみすぎる出来る‥‥!#luxurycard #ラグジュアリーカード pic.twitter.com/8r8ZKOLbpT— Aki@キュレーション (@AkiCuration) 2019年2月1日
年収500万円クラスになってくると、だいぶ審査は可決しやすいような感じとなっています。
このTwitterに投稿していた方ももちろんですが、ネット上には年収500万円あれば大丈夫と書かれたサイトが結構多く、実際に年収500万円で通っている方も多いですので、よほど属性が低かったり延滞などしていなければ通る可能性は正直あると思われます。
この方のようにサラリーマンであっても年収500万円で通っていますので、現在500万円以上ある方は一度思い切って申し込んでみると良いと思いますね。
年収600万円あればまず大丈夫!?
年収600万円もあるのでしたら、チタニウムカードであれば審査に落とされることはないのではないでしょうか?
あまりこの年収で落ちたという話は聞かないですし、友人も年収600万円ほどで可決したと言っていましたから、このくらいの年収があれば安全圏と言えると思います。
あとは先程から言っているように、クレヒスやその方の属性が考慮されますので、そこさえしっかりしていれば審査に通る可能性はあると考えて良いと思います。
結論としては???
年収400万円:クレヒスや属性が良好であるなら可能性は少しあり
年収500万円:クレヒスや属性が低くなければ可決の可能性があり
年収600万円:クレヒスや属性が大丈夫なら割と可決できる安全圏
まぁ、総合的に考えると上記のようになると思います。
個人的経験からしても、年収600万円以上あれば問題ないかと思いますし、巷では審査の基準も最近下がっていると言われていますので、年収500万円がボーダーライン、年収400万円でもクレヒスが良好なら可決の可能性あり、というのが現状だと推測できますね!
カード会社もビジネスでやっているため、カードの会員数を増やさないと業績UPできませんから、申し込むなら審査に厳しくなる前に申し込んでおくことを強くおすすめします。
申し込みから審査、カード到着
申し込みから審査を経て、実際にカードが手元に届くまでを簡単に紹介。
カードは上の写真にように「箱」に入ってやってきます^ ^
普通、カードは手紙(封筒)に入って送られてくるのですが、金属製カードということもあり、やはりそこは厳重に箱で届くのです。
時系列で紹介
9/7(金)公式ホームページからチタニウムカードを申し込む
9/10(月)NETstationAPLUS会員登録完了のメールが届く
9/16(日)実際にカード到着
金曜日の夜に申し込みましたので、実質カード会社が確認&審査に入ったのが月曜ですので、最短1週間で届いたということになります!
そして、この「NETstationAPLUS会員登録完了」のメールが届いたら、これはもう審査に通ったとみて良いと思います。会員登録したわけですから、もうカード会員になったということです。
最短でカードを手に入れるには、申し込み時に「お支払口座登録」をしておく必要がありますので、申し込み時に支払う口座を設定しておくように!
箱を開けると、ずっしりと重い金属カードが顔を見せてくれます^ – ^
まとめ
今回はラグジュアリーカード(チタニウムカード)の審査や年収に関して紹介しました。
年会費5万円の金属カードで、しかも名前がラグジュアリー(豪華)ですので、普通のサラリーマンなどでは持てないのではないかと思っている方も多いと思います。
が、年収400万円で可決したという衝撃な事実もありますので、これは年収400万円以上あるなら誰でも挑戦してみる価値はありそうですね。
ということで、金属カードとしてドヤれる1枚になっていますので、興味のある方はぜひ申し込んでみましょう!