小型でジンバル付き4K60fpsカメラ搭載のOsmo Pocketが発売されてから1ヶ月が経ちますが、未だに周辺アクセサリー類が発売されておらず、カメラ単体で使わざるを得ない状況が続いています。
しかし、すでに中国ではアクセサリーマウントの非正規品が発売されており、正規品とは形状が違うものの「どうも使えそうだ」ということで、早速Amazon経由で購入してみた次第です。
結論から言いますと、非正規品でも十分アクセサリーマウントとしての機能を果たしてくれますし、正規品を買う必要はないかなと思っています。
今回購入した非正規品↓
※追記
DJI社から正式にOsmo Pocketのアクセサリーマウントが販売されています!これから購入するなら、ぜひ正規品の購入がおすすめです^ ^
2種類の非正規品アクセサリーマウント
ネットで非正規品を探っていると2種類のアクセサリーマウントを発見しましたので、一応どちらも購入してみました!
1つはOsmo Pocketの下部にはめるタイプで、もう1つは正規品みたいにOsmo Pocket本体の中心付近に取り付けるタイプです。
ちなみに、正規品はOsmo Pocketにしっかり取り付けるタイプになっていまして、以下のような感じになっています↓
Osmo Pocketは4万円もするカメラですので、撮影している時に落とすことは絶対にできません。カメラ+ジンバルから地面に落ちてしまったら間違いなく破損してしまいます(T . T)
そのため、アクセサリーマウントがOsmo Pocket本体をしっかり支えてくれないとダメで、簡単にすっぽ抜けてしまうような商品は使えません。
普通に使えばすっぽ抜けず問題なし!
まず上の写真にある中心部を固定するタイプの非正規アクセサリーマウントに関しては、しっかり後ろのネジを閉めれば抜けませんし、思いっきり手で引き抜こうとしても大丈夫です。
真ん中ではなくOsmo Pocketの下のほうに取り付けてしまうとスポッと抜けてしまいますので注意が必要です。(Osmo Pocket下部の形により)
そして、恐らくこれを取り付けて激しい動きをしたとしても、真ん中につけておけばすっぽ抜けてしまう心配はないと思いますので思い切って使えます!
ちなみに、このアクセサリーマウントは比較的柔らかい材質になっていまして、多少広げたりすることができますので、Osmo Pocketを簡単に装着できます。
上の写真で、手に持っている部分にネジを差し込んで締めるわけですが、締めると赤い丸で囲った部分が出っ張り、それがOsmo Pocketを強く押し付けて抜けないようにしているのです。
ネジが緩んでいると抜けてしまう可能性もありますが、キツく締めれば問題ないです。
取り付け時はこんな感じ↑
下の穴にネジを通せば抜けません。
下部にはめるタイプは抜ける可能性あり!
Osmo Pocketの下にはめるタイプのアクセサリーマウントは抜けてしまう可能性があります。
実際、手で思いっきり引っ張ると抜けます^^;
こちらはもの凄く固い素材で出来ていまして、Osmo Pocketをはめる穴の入り口が広がらず、若干無理やり入れる感じになるのですが、これをするとOsmo Pocketが傷つきます(T . T)
少し力を入れて差し込まないと入らないのですが、差し込むと必ず傷が付いてしまうのです…。
そして、後ろにあるネジを締めて固定するのですが、これが大して変わらないと言いますか、ネジを締めたからといって全然固定されないんですよね^^;
正直ネジを締めていてもいなくても、そもそもOsmo Pocketに傷が付くほど穴が狭いわけですから、それ以上強く締めることができない感じです。
で、いざ手で思いっきり引っ張ってみると抜けてしまいます…。
一応穴の中に滑り止めみたいなものが付いているのですが、それでも思いっきり抜くと抜けますね。
傷が付いて(笑)
やっぱり、下部に取り付けるタイプはOsmo Pocketの形状からホールドするのが難しいのだと思います。
激しい動きをしないのなら2種類ともOK
下部に取り付けるタイプも、激しい上下運動をしなければ全然抜けることはないと思いますし、たとえ激しく動いたとしても正直抜けないとは思いますね!
走ったりしても抜けませんし、それこそ歩いたりする分には全然抜けません。さらに、車に取り付けての撮影で揺れていても一切抜ける感じはありませんでした。
ただ、もしバイクなどに取り付けようと考えているのなら、下部にはめるタイプは考えものです。カメラは丸出しでスピードを出してもろに風を受けるわけですから、こちらは抜ける可能性は否定できません。
もし運転中に抜けてしまったら大変ですから、念の為やめておいたほうがいいと思います。
吸盤アクセサリー×Osmo Pocket
吸盤アクセサリーは、ネジで締められるGoPro用ので大丈夫です。
私もGoPro用のを購入しました。
吸盤アクセサリーは色々な使い方がありますが、主に乗り物につけての撮影ですね。
・車の走行シーンを撮影
・電車からの景色を撮影
・飛行機からの離着陸を撮影
吸盤はなかなかの吸着力ですし、そんな簡単には外れません。また、簡単に取り外しできるのもグッドポイントですね!
Osmo Pocketの位置や高さも調節できますので、比較的自由度は高いと思います。
そして、写真では下にはめるタイプのマウントを取り付けていますが、真ん中を固定するマウントでも取り付けることができます。
吸盤アクセサリーは以下を購入!
ブレない映像が撮れます!
こちらは実際に吸盤アクセサリーを車のフロントガラスに取り付けて撮影したものですが、何の問題もなく普通に撮れています。
走行中Osmo Pocketは小刻みに揺れているのですが、撮影した動画を確認してみると全然使えるレベルです。これぞOsmo Pocketの最大の特徴でもあるジンバル効果!
充電に問題が!?
車に設置してブレない映像を撮るのには良いのですが、そもそもOsmo Pocket自体がバッテリーの交換ができませんので、長時間撮影することができません。ここが少し残念なポイントです。
…と思いきや、中央を固定するタイプのマウントを使うことで、実はOsmo Pocketの下部にケーブルを繋いでバッテリーしながら撮影することができるんですよね^ ^
シガーソケットから充電してもいいですし、モバイルバッテリーで充電することもできます。
なので、Osmo Pocket単体では長時間撮影はできませんが、何か充電するモバイルバッテリー等を持っていればずっと撮影し続けられるのです。
クリップアクセサリー×Osmo Pocket
登山をする方やYouTuberなど、手ぶらで歩いて撮影したい時に重宝されるのが、リュックの肩のところに付けられるクリップマウントになります。
ちなみに、こちらもGoPro用です!
Osmo Pocketに取り付けるマウントは中心部分をしっかり固定するものになりますので、すっぽ抜ける心配はありませんし走ったとしても問題ありません。
クリップマウント vs 手持ちの比較
実際にクリップマウントを付けたOsmo Pocketをリュックの肩の部分に取り付けて撮影した映像です。
手持ちの場合は本当にブレませんが、肩に付けるとほんのわずかですけどブレが出てきてしまいます。歩くと意外と肩のあたりは揺れていますから、少しのブレは仕方ないものです。
それでも、ブレが全然少なく動画としては使えます!
そして当たり前ですが、走るとブレが大きくなってしまいます。それでも凄くブレている感じではありませんし、こちらも動画としては使えます。
やはりジンバルが付いているおかげで走ったとしてもこの程度のブレで収まります。ほかのアクションカメラだったらもっとブレブレになりますから、Osmo Pocketは優秀です。
手ぶら撮影は十分可能!
動画を見てもわかる通り、わざわざOsmo Pocketを手持ちして撮影しなくても、クリップマウントを使えばブレの少ない映像が撮れますし、動画としても使えます。
手持ちで撮るのは手がふさがってしまい何かと不便!
クリップマウントがあれば、電源をONにしてリュックに取り付けているだけで自分の目の前の光景を撮影できてしまいますので、旅好きな方などにはもってこいの商品ですね。
【まとめ】非正規品でもOK!
動画を見てもらえれば一発ですが、非正規品でも普段使いなら全然問題なく使うことができます。
また、すでに発売されているGoPro用のマウントも使えるということで相性も良く便利です!
以下のアクセサリーマウントは、Osmo Pocketを下からはめるタイプのマウントで、吸盤アクセサリーやヘルメットに取り付けることができますので、外で使う人向けのアクセサリーマウントとなっています。
一方、以下のアクセサリーマウントは、Osmo Pocketの中心部を固定するタイプのマウントで、買うとセットでクリップマウントも付いてきますので、リュックなどにつけて手ぶらで撮影したい人におすすめです!
また、こちらのアクセサリーマウントを吸盤式のマウントに付けることも可能ですし、外れないという観点からも個人的にはこちらのほうを推奨。
– – – – –
※追記
DJI社から正式にOsmo Pocketのアクセサリーマウントが販売されています!これから購入するなら、ぜひ正規品の購入がおすすめです^ ^
Osmo Pocketのレビュー記事は以下参照
Osmo Pocketの購入は公式サイトから!