ついに待ちに待ったトンデモない商品が発売されました!
その名もOsmo Pocket(オズモポケット)。
ちょうどGoPro HERO7を買おうか悩んでいた矢先に発表され、発売当日にはDJIの公式ホームページで即買いしてしまいました^^;
正直、これは100%買いの商品ですし、お値段4万円台ですけどコスパを考えれば全然安いと思います。
特に、以下の人たちには自信を持ってお勧めできますね!
・YouTuberとして活動して or する予定の人
・旅先で動画を撮りたい人
・登山をする人
・手軽にブレない動画を撮りたい人
・滑らかな映像を撮影したい人
上記に該当する人は、詳細を見ずに即買いしてしまって大丈夫です^ ^
公式ホームページから買えますから、このまま買いましょう(笑)
そして、なぜOsmo Pocketをここまで推しているのかと言いますと、
・ポケットサイズの超小型でどこでも持ち運び可能
・4Kの高画質にも関わらず60fpsで撮影できる
・カメラ+ジンバルなので、ブレない映像が撮れる
の上記3点が主な理由です。
それではここからOsmo Pocketの詳細やメリット・デメリットはもちろん、1週間使ってみた感想などのレビュー、実際に撮影した映像なども紹介していきたいと思います。
超実用的!Osmo Pocketの詳細
Osmo Pocketはなかなか使える1台です♪
サイズ感良し、映像良し、値段も良し…
ほとんど欠点がないくらい素晴らしい仕上がりになってまして、本当に実用的で日々の暮らしのなかで気軽に使うことができる近年の最高傑作といっても良いかもしれません。
まずはそのスペックについての紹介です。
Osmo Pocketのスペック(性能)
本体
サイズ 121.9×36.9×28.6 mm
重量 116 g
端末の縦の長さはわずか12cm!横も3.6cmで厚さもたった2.8cmと、驚きの小ささであることがわかると思います。
↑iPhoneとほぼ同じ大きさ
それでもって、そこに4Kの高画質カメラとジンバルが備わっているということで、よくもDJI社はこんな小型なジンバル付きカメラを開発したな〜と感動するばかり。
重量も116gしかなく、片手で楽々持てますし、女性であっても全く問題なく扱うことができます。(極端な話、赤ちゃんでも持てる小ささですね…)
一つ前のOsmoシリーズと比べたらその小ささは歴然としてまして、名前が「Pocket」と名付けられた理由がよくわかりますね。本当にポケットサイズです!
カメラ
センサー 1/2.3インチ CMOS
有効画素数:12M
レンズ FOV :80° F2.0
ISO感度 写真:100-3200
動画:100~3200
電子シャッター速度 8秒~1/8000秒
最大静止画サイズ 4000×3000 ピクセル
静止画モード シングルショット、パノラマ、タイムラプス、モーションラプス
動画解像度 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60p
FHD: 1920×1080 24/25/30/48/50/60
動画撮影モード オート
最大ビデオビットレート 100 Mbps
対応ファイルフォーマット FAT32 (≤32 GB)、exFAT (>64 GB)
写真フォーマット JPEG/JPEG+DNG
動画フォーマット MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264)
対応SDカード microSD(最大容量:256 GB)
オーディオ出力 48 kHz AAC
カメラセンサーは1/2.3インチ CMOSで、DJI社のドローンMavic 2 ZoomやMavic Airと同じセンサーサイズになっていますので、映像としては普通に使えるレベルのものです。
画素数は1,200万画素とまぁ十分で、Osmo Pocketは写真撮影というよりも映像撮影向きですので、ここはあまり気にする必要もないのかなと思います。
映像に関しては、近年一般的になった4Kでの撮影が可能で、しかも驚くことに60fpsで撮影できてしまいます!
通常は30fpsですので、より映像が滑らかになるということになります。(fps=1秒間に何フレームで構成されてるかで、フレーム数が多ければ多いほど滑らかでスローモーションにも対応)
そして、最大ビデオビットレートは100Mbpsとなりますので、対応していないSDカードで撮影するともしかしたら映像がカクカクになってしまい使い物にならなくなってしまう可能性がありますので要注意!
また、動画フォーマットはMP4とMOVに対応で、どちらか選べます。
余談ですが…
全く関係ない話ですけど、ドローンをやっている人からすると、「普通にこのOsmo Pocketのカメラが60fpsに対応しているなら、Mavicシリーズだって60fpsにしてよ!」って思いますよね^^;
ジンバル
操作可能範囲 パン: -230° ~ +50°
チルト: -95° ~ +50°
ロール:± 45°
最大操作速度 120°/s
ジンバルの性能に関しては特筆すべき点はありません。
このジンバルがあるおかげでブレのない映像が撮れますので、もしこれがなかったらOsmo Pocketもここまで話題になってなかったでしょう!
また、Osmo Pocketではジンバルが動く速度を「高速」か「低速」に調整することができ、撮影に応じて好みのほうを選べます。
バッテリー
種類 LiPo
容量 875 mAh
電力量 6.738 Wh
電圧 7.7 V
動作環境温度 0°~40°C
稼働時間 140分
充電時間 73分
バッテリーに関しては、稼働時間はフル充電で2時間20分使うことができ、充電時間は1時間13分となっています。
連続して2時間以上使えれば個人的には十分ではありますが、充電時間に対して稼働時間が短いとも感じざるを得ません…。
そして、Osmo Pocketの数少ない欠点の一つにこのバッテリーの問題がありまして、残念なことにOsmo Pocketのバッテリーは取り外すことができない仕様になっているんですよね(T . T)
つまり「バッテリーの予備を複数用意しておいて、切れたら次のバッテリーに替える…」というのが出来ないということです!
ですので、長時間撮影する人には向いていませんし、それだと複数台Osmo Pocketを買うか、もしくはモバイルバッテリーで充電しながら使うといった手を取らなければならず、あまり現実的ではありません。
Osmo Pocketの外観
Osmo Pocketの外観や特徴などを紹介していきたいと思います。
設定内容は多くなく、ボタンも2つしかありません。あとの設定は小さな画面上で指で操作する形になっていますが、こちらも設定の数はほとんどありませんので、シンプルでわかりやすいです!
電源ON/OFF
まずはOsmo Pocketの電源OFF/ONです。
どちらも右側のボタンを長押しすることで終了/起動することができますが、終了するのは1秒で起動するのは5秒と早いのが特徴となっています。
起動がこれだけ早いと突然サッと出して撮影することができますし、起動に時間が掛かっていたらイライラしますから、この辺は非常に便利♪
あと、起動時のジンバルの調整は何だか可愛いですね^ ^
Osmo Pocketの本体
Osmo Pocketは単体で購入してもケースが付いてくるのですが、完全に覆うケースではなく写真のように半分出ている感じになっています。
肝心なカメラ部分は下側を向くようになっていますので、レンズが傷つくことはありません。
ケースからも簡単に取り出せるため、この設計は個人的にばっちり!
続いて、手に持った感じ。
自分は手が小さいのですが、それでちょうど良いサイズ感になっていてフィットします。握った写真を見れば、いかにOsmo Pocketが小さいか理解できるかと思います。
こちらはOsmo Pocketの表側になりますが、ボタンは2つで、右側が電源ON/OFFのボタンで、左側が録画ON/OFFのボタンとなっています。
あとの設定は上に付いている画面でタッチして行います。
設定では、写真や動画の切り替えやモードの変更など…をすることが可能で、さらに付属品を取り付けることによってスマホを装着することができ、スマホ上で撮影・設定することが可能です。
スマホを装着するとこんな感じで、スマホを持って操作することもでき安定性は良いです!
また、Osmo Pocketの画面自体は小さいですので、正確に構図などを考えて撮影したいならスマホを装着したほうがいいですね。
Osmo Pocketが素晴らしい点として、ケースに入れた状態で充電することができることです。
上の写真のように、ケースの下部に穴が空いていまして、そこにケーブルを挿すことによって簡単に充電できますから、わざわざ本体を取り出す必要がないので、これはかなりユーザーファーストだと思います^ ^
カメラ本体は最高!
とにかく小型で持ちやすく撮影しやすいので最高の一言です!
この小型サイズに4K60fpsカメラとジンバルが付いているのは現状他にありませんから、携帯性+高画質+ブレないカメラを求めているならOsmo Pocketしかありません。
ポケットサイズで個人的に100点満点です。
実際に撮った映像
すでに1週間くらいOsmo Pocketを使っていますので、その実際に撮った映像のほうを紹介していきたいと思います。
使ってみた感想としては、昼間でも夜間でもブレない綺麗な映像を撮ることができ、「めちゃくちゃ良い!」の一言に尽きますね^ ^
夜の街を歩いた時の映像
上のYouTubeの映像は、実際にOsmo Pocketを買ってから夜の横浜の街を歩いて移動した時のものになります。
横浜ベイクォーターから赤レンガ倉庫まで、ただ歩きながら撮影した長い映像になりますが、驚いたのは、歩いている時はもちろん、階段を上り下りしている時のブレが全然ないことです!
ジンバルが付いているので当たり前といえば当たり前ですが、左右にも上下にもブレませんので、小型の手持ちカメラとしては驚きました。
また、気になった点をいくつか挙げてみます。
・夜でも基本的に綺麗に撮れる
・イルミネーションもバッチリ!
・より綺麗に撮影するなら「低速」
・走っても全然ブレない
他のカメラ(GoProなど)と比べると、夜の撮影での光の具体など好き嫌いは色々あると思いますが、ひとつ言えるのは、夜の撮影でも映像制作する上で使える映像が撮れるいうことです。
動画を見てもらえばわかる通り、イルミネーションも街灯の明かりもはっきり綺麗に映っていますし、特に問題になるような点はありません。カメラに疎い人でもプロでもかなり満足のいく綺麗さです。
また、歩きながら撮影をしていて曲がる時など、ジンバル設定で「高速」にしているとカクカクする感じになってしまいますが、「低速」にしているとジンバルの動くスピードが遅くなって滑らかになりますので、より綺麗に撮れます!
そして、歩くよりはブレが少し大きくなるのは否定できませんが、走りながら撮影しても全く問題なし!走り方にもよりますが、ブレない方法をマスターすればほとんどブレない映像を走っても撮ることが可能です。
飛行機の離着陸を撮影した映像
こちらは離着陸をOsmo Pocketを使って撮った映像で、成田空港からジェットスターに乗って関西国際空港へ行った時に撮影しました。
気になったのが以下の点。
・離着陸はカメラ(ジンバル)が徐々にズレていく…
・離着陸はカメラ(ジンバル)が傾く…
・飛行機の揺れはほとんどない
・着陸時の振動が全くないので、迫力に欠ける
これは設定(モード)が悪かったのか理由は不明ですが、離着陸の時、カメラを外に向けて撮影していると勝手にカメラ(ジンバル)が向きを変えていってしまうんですよねぇ…。
窓枠が入らないようにしていたのですが、勝手にズレてきてしまって窓枠が入ってしまっています。
また、離着陸は飛行機が傾いているせいか、それともGがかかっているせいか(笑)、カメラ(ジンバル)が傾いてしまう現象もありました!
この2点はまだ原因不明ですので、今後究明する予定。
そして、上空での飛行に関しては綺麗に撮れます。特に傾いたりズレたりすることはありません。
ただ、着陸の際に「どん!」という衝撃があると思いますが、音だけはしっかり録音されているのですが、映像では振動が全くないため、いつ着陸したのかわかりません^^;
あの衝撃をも吸収してくれるOsmo Pocketの性能は素晴らしいと認識する一方で、なんだか寂しい気もしますね…。
着陸の衝撃は欲しいです!
雪が降るなか、4K60fpsで撮影した映像
Osmo Pocketの特徴として、高画質な4K映像を60fpsで撮ることができます。
先程すでに紹介しましたが、60fpsというのは1秒間に60フレーム(60枚の写真)から成る映像が撮れるわけですから、通常の30fpsの映像よりも滑らかになり、少しならスローモーションにしても映像として使うことができます!
あまりスローにし過ぎるとカクカクした映像になってしまうのですが、60fpsなら少しスローにすることができ、編集する際にも幅が広がりますね。
正直、この4Kで60fpsで撮影できるのはOsmo Pocketを買う決め手になりますし、十分過ぎるカメラ性能です。
実際に使ってみた感想
まだ手に持って撮影しただけですが、1週間使ってみてかなり使えるというのが正直なところ。
まさに期待通りでしたし、即買いしてよかったと本当に思います^^;
とにかくこの小ささにカメラ+ジンバル+4K(60fps)というのが素晴らしく、頻繁に持ち運んで旅行中や飛行機、車で撮影する身としては最高の一品です!
通常、カメラにジンバルを付けると驚くほどデカくて重くなってしまうのですが、まさにOsmo Pocketはその常識を覆しました!どこでも気軽にブレない高画質な映像が撮れるということで、余裕で90点以上の評価です^ ^
実際に撮影した動画を見てもらった通り、まったくブレないということはありませんが、同じような小型のアクションカメラと比べてもブレが少なくプロでも全然使える映像が撮れます。
画質もめちゃくちゃ綺麗で、さらに60fpsということで滑らか!
これ以上何を求める!?という感じですね。
そして、夜に関しても綺麗な絵が撮れますし、とりわけ問題点という問題点は見つからなかったです。
冒頭で紹介したように、旅好きな方や登山中に撮影する方などにはもってこいの商品になっていますので、ぜひ購入することをお勧めします♪
Osmo Pocketのメリット
・ブレない映像が撮れる
・4K60fpsの高画質&滑らか撮影可能
・多少のスローモーション可能
・夜間の撮影も綺麗に映る
・小型で携帯性抜群(女性には最適!)
・起動後、即撮影可能
何度も繰り返すようですが、Osmo Pocketのメリット(良い点)は上記になります。
強く言いたいのは、このサイズで4K60fpsの高画質で滑らかな映像をブレずに撮影できるのは凄いということ。
歩きながらの撮影で一番問題なのはブレですから、それがほぼ解消されるということで、YouTubeなどに動画をアップロードする方などはコレを持っていれば助かります^ ^
また、ポケットに入れれるサイズですぐに取り出せ、起動5秒で撮影を始められるということで、ユーザーの使いやすさにこだわった商品とも言えます!
正直メリット尽くしで、普段動きながら映像を撮る人なら間違いなく必要不可欠です。
Osmo Pocketのデメリット
・バッテリーの取り外しができない
・アクションカメラに比べて画角が狭い
・ズームすることができない
・アクセサリー類に期待!?
もちろん、デメリットのほうも書かせてもらいます^^;
個人的に挙げるのは4点で、まずは紹介したようにバッテリーの問題です。
バッテリーの交換不可
バッテリーは内蔵型なため、GoProのようにバッテリー交換することができません。ということは、バッテリーが切れたらもうOsmo Pocketを使えないことになりますので、連続して長時間撮影をする人には向いていませんね。
ただ、これはモバイルバッテリーで充電可能ですし、充電しながらの撮影も可能ですので、撮影の仕方や工夫次第では解決できる問題かもしれません…。
そして、人によってデメリットと感じるのがカメラの画角です。
カメラの画角が狭い!?
GoProの画角と比較した写真がないのは申し訳ないですが、画角はGoProなどのアクションカメラと比べると狭くなっています。
と言いますか、GoProなどのアクションカメラはそもそも「広角」なカメラですので、こちらが標準といえば標準。
私自身はあまり広角な映像が好きではないため、全然Osmo Pocketの画角のほうが好きですし、スポーツなどで自分自身を写していないなら、正直、広角でないほうが良いと思います。
まぁ、こればかりはその人の好みになりますので何とも言えませんが、人によっては広角ではないことでデメリットと感じるかもしれません。ちなみに、狭いとは言っても画角は換算すると約26mm相当です。
画角変更はできない
カメラに関して言えば、Osmo Pocketは画角を変更することができず、つまりズームをしたりすることが不可です(T . T)
そもそもOsmo Pocketのようなカメラにズーム機能を求めている人がいるかどうかは微妙ですので、ここも大してデメリットにはならないかもしれませんが、一応画角は変えられないということで書いておきました。
アクセサリー類
そして、最後はアクセサリー類の話。
どういう訳か、DJI社はOsmo Pocketのアクセサリー類を発売しておらず、ネット上の噂ではどうやら1ヶ月後くらいに発売されるという話があります。
「なぜ本体と同時に発売しない!?」というのが率直な感想ですが、こればかりは愚痴ってても仕方ありませんので、首を長くして待っているしかない状況です。
アクセサリー類が発売されれば、平らなスペースに置いて撮影したり、アクションカメラのようにヘルメットやリュックなどに装着して撮影することも可能!さらに、防水アクセサリーを使えばダイビングやシュノーケリングなど、水中でもブレない高画質な映像を撮ることができてしまいます。
まだ発売されていないということでデメリットとして書きましたが、もちろんコレらが発売されればデメリットではなくなります^^;
個人的に思うデメリットはこんな感じでしょうか。
また、アクセサリー類を手に入れて実際に使ってみたらデメリットが出てくるかもしれませんので、そうしたらまた紹介したいと思います。
まとめ
Osmo Pocket、最高です!笑
絶対に “買い” ですし、実際に買った人のなかで買ったことを後悔している人っているんですかね?
価格は4万円台と、決して安くはない価格ではありますが、あの小ささで素晴らしい映像が撮れるということを考えれば、コスパ的には安くてお得と考えます。
ですので、少しでも興味のある方は奮発してでも買うことを強くおすすめします!
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