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DJIドローンの破損した動画データを修復・復元する簡単な方法

ドローン関連
  • DJIのドローンで撮影した動画データが再生できない
  • 録画ボタンを停止するまえに本体の電源切った
  • 大事な動画データなので絶対に修復したい

年間通してたくさん飛行させてますが、たまに録画ボタンをOFFにすることなく機体を回収し、電源をOFFにしてしまうことがあります。

そうなるとどれだけいい映像が撮れたとしても再生できず、データを諦めなければなりません。

こんな感じで開けないデータ↓

しかしそんな破損したデータであっても、場合によって修復できるのはご存知でしょうか?

この記事では、具体的にどのように破損した動画データを修復するのか、ネット上で無料でパソコン初心者でもできる方法を解説しています。

わたしもPCは初心者レベルですので安心してもらって大丈夫です(^^)

ひょっとしたら泣く泣く諦めていた動画データを修復できる可能性があります。ぜひ一度は試してみることをおすすめします。

DJIドローンの動画データを修復する方法

※djifixを開けない場合は、リンクURLをコピーして別タブでペースト&検索すればダウンロード可能

  1. ファイル(djifix)をダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルを「ムービー」フォルダに移す
  3. 修復したいデータを同じく「ムービー」フォルダに移す
  4. ターミナルを開き、○○○(この先で紹介)を入力
  5. 適切な数字 or アルファベットを入力しリターンキー
  6. 修復が開始し「ムービー」フォルダに修復ファイルが作成
  7. VLCメディアプレーヤーを開く
  8. 「再生」の「レコーディング」を選択
  9. 映像を再生させてレコーディングを開始する
  10. 終わると「ムービー」フォルダに修復されたデータが!

それでは、それぞれ順番に解説していきます。

(Macで解説していきます。Windowsも最後にさらっと)

1. ファイル(djifix)をダウンロード

まずは修復するためにdjifixというファイルをダウンロードします。

(※djifixを押して自動でダウンロードしない場合は、リンクURLをコピーして別タブでペースト&検索すればダウンロード可能)

2. ダウンロードしたファイルを「ムービー」フォルダに移す

ダウンロードしたdjifixファイルを、Macの「ムービー」フォルダに移します。

3. 修復したいデータを同じく「ムービー」フォルダに移す

破損している修復したいファイルを、いま移した同じ「ムービー」フォルダに移します。

4. ターミナルを開き、以下を入力

アプリケーションから「ターミナル」(アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル)を開き、以下を入力します。

cd Movies
chmod +x djifix
./djifix 修復したいファイル名

cd Movies
chmod +x djifix
./djifix DJI_0002.MP4

「修復したいファイル名」のところには、そのまま修復したいファイルの名前を入力。DJIの場合には「DJI_0002.MP4」のような名前ですね。

入力し終えたらリターンキー(エンターキー)を押します。

5. 適切な数字 or アルファベットを入力しリターンキー

入力しリターンキー(エンターキー)を押すと、様々な「フォーマット」や「動画サイズ」、「フレームレート」が表示されます。

そこから、破損したデータの「フォーマット」「動画サイズ」「フレームレート」と合致するものを選び、そこに書かれている「数字」または「アルファベット」を入力、最後にリターンキー(エンターキー)を押します。

DJI Mini 2(H.264の4Kの30fps)で撮影なら、Type 9と書かれているので、数字「9」を入れてリターンキーを押す。

6. 修復が開始し「ムービー」フォルダに修復ファイルが作成

数字もしくはアルファベットを入力しリターンキーを押すと修復作業がはじまり、「ムービー」フォルダに新たにファイルが作成されます。

が、この状態ではまだQuickTimeなどで再生できません。

7. VLCメディアプレーヤーを開きレコーディング

次にネット上から無料でダウンロード可能な「VLCメディアプレーヤー」をダウンロードして開きます。

開いたら、先程作成された修復ファイルをVLCメディアプレーヤーにドラック&ドロップし、上部にある「再生」→「レコーディング」を選択。そのあと再生ボタンを押し、映像を再生させることで自動的にレコーディングが開始されます。

8. 終わると「ムービー」フォルダに修復されたデータが!

再生し終わるとレコーディングが完了し、「ムービー」フォルダに修復されたデータが新たに作成され、これで復元完了です。

わかりづらかったら、英語ですが以下のYouTubeでも解説されていますので、そちらをチェックしてみてください!

Windowsでの修復方法

  1. ファイルdjifix.exeをダウンロードする
  2. そのファイルと修復したいファイルを同じフォルダに
  3. マンドを開き「djifix 修復したいファイル名」を入力
  4. 破損データと合致する番号やアルファベットを入れる
  5. フォルダに新たにファイルが作成される

わたしはWindowsのパソコンを持っていないので、その点ご理解ください。

やり方としては、Macの時のほとんど同じになります。

以下の英語の解説も参考に↓

復元に関しての注意点

破損データの復元・修復は必ずしもできるとは限りません。

サイズが10MB以下のデータはそもそも数秒程度の動画ですので復元できませんし、復元する価値もありません…。

まとめ

録画ボタンをオフにし忘れてデータが破損した場合には、おそらく高い確率で復元できるのではないかと思います。これで万が一録画ボタンを押し忘れても安心ですね。