YouTubeに投稿したドローンの空撮映像をTV番組に使ってもらう方法

ドローン

趣味でドローン空撮した映像をYouTubeに投稿していると、よくTV局(厳密には制作会社)の方からEメール宛に連絡が届き、「○○の映像を番組のほうで使用したく….」というメッセージを貰います。

簡潔に言えば「タダで映像使っていい?」という連絡です^^;

最近はTVでもドローンによる空撮映像を多く見かけるようになりましたが、あくまで空撮映像は何かを紹介する時などに挟むためのもので、数秒(10秒以内)ということがほとんどです。

制作会社側からすれば、そのような映像にお金を掛けたくないわけでして、YouTubeに投稿している一般の方が撮影した映像を借りられれば、それで済むわけです。

つまり、彼らは無料でコンテンツを手に入れ、それを番組として視聴者に見せて広告収入(スポンサー料)を得る。しかし、こちら側は無料での提供なので一銭も入ってこない(T . T)

でも、こちら側も無料で提供するものの、TVで放送されるとなれば嬉しいので、つい使わせてあげてしまう。

えぇ、我々は都合のいい存在なんです^^;

今回は、自分が空撮した映像をTVで使ってもらう方法について書いていきたいと思いますが、あくまで使ってもらえる可能性が高くなるというだけで、絶対に声が掛かるとは限りませんので、その辺はご了承ください。



TVで使われやすい映像をYouTubeに投稿する

番組製作会社側も、YouTubeに投稿されている映像なら何でも良いというわけではありません。当たり前ですが、大事なのはTVで放送できる最低限のクオリティであることです。

例えば、見るに耐えない低画質な映像は使えませんし、カクカクしている映像もあまり使用したくないはずです。また、構図が悪かったり、超逆光だったりする映像もアウトだと思います。

TVで放送して一般の視聴者が見ても違和感がないものが使用されます。

それでは、具体的に番組制作側が使用したいと思う映像はどんなものなのか紹介していきます。

HD以上の高画質な映像

HD: 720p(1280×720)→△
HD:1080p(1920×1080)→○
HD:1440p(2560×1440)→○
4K:2160p(3840×2160)→○
8K:4320p(7680×4320)→×

高画質な映像であることは必須条件だと思います。

YouTubeには上記の画質で投稿することが可能ですが、正直、8K画質の映像はまだまだ必要ありません。そもそも撮れるドローンなんて限られていますし、再生できるデバイスもほとんどありません。

また、HD 720pであったとしても使用される可能性は高いですが、これからの時代は低画質で必要とされなくなるかもしれませんので、もし今後投稿するなら必ずHD 1080p以上にしましょう!

理想的なのは、はやり4K画質で映像をUPすることです。

これから数年は間違いなく4Kの時代になりますし、徐々に対応しているデバイスも増えてきています。しかも、5G通信の時代に突入しますので、4K映像であったとしてもストレスなく再生できる時代もすぐそこです!

よって、使ってもらうつもりで投稿するなら4K画質で投稿しましょう。

カクついていない滑らかな映像

YouTubeに投稿されている空撮映像の多くは、素人が撮った感丸出しの映像ばかりが散見されます。

普通にカクカクしており、進路変更なんかもバンバンしていて正直見るに耐えません。

このような映像は使われづらいと認識しておいたほうがいいと思いますし、もしTVで使ってもらうのを想定しているのなら、ブレがほとんどなくて見ていて不快に思わないクオリティの映像を投稿しましょう!

当たり前ですが、制作会社からすれば素晴らしい映像を無料で使えることほど最高なことはないわけでして、使ってもらいたいのならそこを意識すれば使われる可能性は上がります。

専門家が撮ったかのような映像

上に続く話ですが、素人が撮った感丸出しの映像ではなく、プロや専門の業者が撮ったような映像を投稿すれば、声が掛かる可能性は限りなく高くなります。

制作会社も本当は高クオリティな映像を業者などから買って使いたいというのが本音ですが、予算の関係上厳しく、YouTubeを漁って一般の方に声を掛けてくるわけです。

ですので、彼らの需要にマッチしている高品質な映像があれば、それは喉から手が出るほど欲しいわけですから、繰り返しになりますが、ブレていない高品質な映像を投稿するようにしましょう!

人の顔などが映っていない映像

意外と重要なのが、人の顔など個人を特定できるものが映っていないこと、プライバシーを確保していることです。

もちろん、こちら側がモザイクを掛けていれば問題ありませんが、普通に一般人の顔が映っていたりする映像はプライバシーの観点からも制作会社は使えませんので、即候補からは外れてしまいます。

向こう側がモザイク処理をすれば大丈夫ですが、出来れば無駄な編集に時間を割きたくないというのが本音でしょうから、最初から個人を特定できるものが映っていない映像、またはモザイク処理をしてある映像を投稿しておくのが望ましいですね。

被写体をしっかり捉えている映像

素人が空撮した映像で、一体何を被写体にして撮っているのか不明な映像が多々見受けられます。

例えば、電車が走行している映像を撮りたいと思っても、肝心な電車が画面からはみ出していたり中心に捉えていないなどのことで、被写体が明確な映像のほうが使われる可能性は高いです。

これも一般の視聴者が見て瞬時に何の映像なのか分かるような映像でないとダメですので、そこを意識して映像を投稿する必要があります。

構図が良いなど+α

これまで紹介してきた映像に+α何か良い要素があれば使われる可能性が高まります。

例えば、構図が良かったり色合いがよかったり。

空撮映像でよく色編集し過ぎて、もの凄く色が濃くなっている映像があります。濃さにもよりますが、あまりにも見ていて不自然な色をしていると使われづらくなると思いますので、編集のし過ぎには要注意です!

色に関しては出来るだけナチュラルを心掛けると良いと思います。



撮影時は構図を考えて空撮する

TVに使われる高品質な映像を撮るには、撮影時がなにより肝心です。

ですので、空撮する時にはTV番組で使えるような、その被写体を紹介するような構図で撮るように心掛ければ使ってもらえるような良い映像は比較的撮れますね。

あとは進路変更はできるだけしないだったり、パン(横に振る)したりチルト(カメラの上下)を無駄にいじったりしないことが大事です。

ブレないためにも撮影時のコツとしては、ドローン本体をゆっくり移動させることです。スティックを全開に入れたりせず、繊細な動きを意識するとブレない映像が撮れるようになります!



TV局(制作会社)側が連絡できるように準備

たとえ良い映像をYouTubeに投稿していたとしても、TV局(制作会社)側が「使わせて!」と連絡する手段がなければ、使われません。

ですので、必ずYouTubeチャンネルの概要欄か、各動画の概要欄に連絡先を明記しておきましょう!

電話番号よりも今はEメールのほうが良いですね!

また、親切にするのなら「映像の使用に関して…」などと概要欄にわかりやすく希望の条件等を書いておけば、複数回に渡る無駄なやり取りも省くことができますのでGOODです。

連絡が来た時のために返信の定型文を作っておく

Eメール経由で連絡が届いた時にすぐ返信できるようにするために、あらかじめ返信の定型文を作っておくことをお勧めします。

基本的に、向こう側からは

動画使用の許可

クレジット表記の確認

の2つを求めてきます。

最初のメールで動画の使用許可を求め、こちら側がOKを出すと次にクレジット表記をどうするかを聞かれます。

ですので、最初に返信する段階で「クレジット表記は○○でお願いします」という旨の内容を書いておくと無駄なやり取りがなくなります。

また、ここで「映像が使われる番組が一体いつ?何時から放送されるのか?」とこちら側から合わせて質問しておくと、向こう側からの2回目のメールで回答をもらえてスムーズにやり取りを終えられます。

そしてもう1つ、これは制作会社によって異なるのですが、使用する映像を向こう側はどのようにして使うのか?という問題があります。

つまり、YouTubeからダウンロードして使うのか?それとも、YouTubeにアップロードする前の元データが欲しいのか?

これは本当に制作会社によってわかれますので、この点も最初の段階で「YouTubeからダウンロードしてお使いください」とか「元データを○○経由で送ることができます」など希望を書いておくと良いですね!

最近は感覚的にYouTubeにアップロードされている映像を向こう側が勝手にダウンロードして使用するケースが多いと感じます。(もしかしたら画質によるかも!?)



まとめ

最近はドローン空撮映像の需要が高いのか、結構な頻度で使わしてほしいと連絡が来ます。

私の場合はウェルカムですが、なかにはお金を請求する方もいるようです。(まー当然といえば当然ですけどね)

また、番組での使用ではなく、販売するDVDに使用したいという旨の連絡を貰うこともあり、そちらの場合には使用料を払ってくれまして、これが割と良い値段だったりしますので趣味でやっているなら嬉しいです。

ドローン映像をYouTubeに投稿するだけで、自分が撮った映像がTVで放送されたりすることは誇れますので、ぜひTVの放送で自分の映像が使われてるのを見たいというのであれば、紹介した点を心掛けて撮影&アップロードしてみてください!

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以下の映像が実際に「でんしゃDVD図鑑MAX」という子供向けの鉄道本に付録されているDVDに使われました。

一応、定期的にYouTubeに空撮映像を投稿していますので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします^ ^

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