「DJI Mavic 3」の性能スペックと実際に使用したレビュー

機体情報(レビュー/リーク等)

ホビードローン業界を牽引するDJI社の注目ドローン「DJI Mavic 3」が発売されました。

前機種から3年以上経っての発売で、多くの人が待望していた機体です。わたしもずっと発売を待っていたので、発売と同時に購入し、手元に届いてからさまざまな環境・シチュエーションで使っています。

この記事では、Mavic 3の値段や性能や実際に使用したレビューを書いていきます。

Mavic 3は機体の機能・カメラともに完成度が高く、小型機で鮮明で綺麗な映像を撮れる最高の1台に仕上がってますので、初心者からプロまで幅広い層におすすめできます!

DJI Mavic 3の性能スペックとレビュー

名称DJI Mavic 3
Fly More コンボ
Cine Premium コンボ
発売日2021年11月5日(金)
値段【DJI Mavic 3】
253,000円
【フライモアコンボ】
341,000円
【Cine Premium コンボ】
583,000円
重量Mavic 3: 895g
Mavic 3 Cine: 899g
カメラハッセルブラッド社製
3軸ジンバル
デュアルカメラ
(広角/望遠)
センサー【広角】
4/3型CMOS
フォーサーズ
【望遠】
1/2インチ
レンズ【広角】
FOV:84°
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8〜f/11
フォーカス:1 m 〜 ∞(オートフォーカス時)
【望遠】
FOV:15°
焦点距離:162 mm(35mm判換算)
絞り:f/4.4
フォーカス:3 m~∞
ズーム【望遠】
デジタル4倍
(ハイブリット28倍)
動画解像度【広角】
Apple ProRes 422 HQ
5.1K:5120×2700@24/25/30/48/50fps
DCI 4K:4096×2160@24/25/30/48/50/60/120*fps
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/120*fps

H.264/H.265
5.1K:5120×2700@24/25/30/48/50fps
DCI 4K:4096×2160@24/25/30/48/50/60/120*fps
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/120*fps
FHD:1920×1080p@24/25/30/48/50/60/120*/200*fps

【望遠】
H264/H.265
4K: 3840×2160@30fps
FHD: 1920×1080@30fps
動画ビットレートH.264/H.265: 200Mbps
サイズ/画素数
静止画)
【広角】
2000万画素
(5280×3956)
JPEG/DNG(RAW)
※12-bit RAW
【望遠】
1200万画素
(4000×3000)
JPEG
カラーモード10-bit D-Log
12.8ストップ
ダイナミックレンジ
視野角広角:84°
望遠:15°
ISO感度【広角/望遠】
100〜6400(動画)
100〜6400(写真)
シャッター速度【広角】
8-1/8000秒(電子)
【望遠】
2-1/8000s(電子)
コーデック【DJI Mavic 3】
MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265)
【DJI Mavic 3 Cine】
MP4/MOV (MPEG-4 AVC/H.264、HEVC/H.265)
MOV (Apple ProRes 422 HQ)
機体サイズ221×96.3×90.3mm
347.5×283×107.7mm
(長さ×幅×高さ)
最大上昇速度3.6km(Cモード)
21.6km(Nモード)
28.8km(Sモード)
最大下降速度3.6km(Cモード)
21.6km(Nモード)
21.6km(Sモード)
最大飛行速度18km(Cモード)
54km(Nモード)
68.4km(Sモード)
飛行時間46分
伝送距離8km
最大飛行距離30km
最大高度6000m
耐風性能12m/s
最大チルト角度25°(Cモード)
30°(Nモード)
35°(Sモード)
ストレージMavic 3:8GB
Cine コンボ:1TB
伝送OcuSync3.0
障害物センサー全方向
アドバンストRTH
APAS 5.0
タイムラプス
アクティブトラック5.0
クイックショット
4G伝送
マスターショット
対応SD最大2TBのmicroSD
使用環境-10〜40度
送信機【DJI Mavic 3】
DJI RC-N1
【DJI Mavic 3 Cine】
DJI RC Pro

値段(機体・アクセサリー)

Mavic 3253,000円
Mavic 3
Fly Moreコンボ
341,000円
Mavic 3
Cine Premium コンボ
583,000円

機体性能の向上、フォーサーズセンサーを積んでいるなど、よりプロ向けの機体に仕上がっているため、前機種「Mavic 2」よりもだいぶ高額です。

機体の値段にDJI Care Refresh(機体保険)を付けたらさらに数万円飛んでいきます…。

Mavic 2 Proの値段は単体が197,560円、コンボが244,310円でしたので、5〜10万円以上の値上がりになります(泣)

以下はアクセサリー類の値段です。

インテリジェントフライトバッテリー23,100円
DJI 65W
カーチャージャー
6,160円
バッテリー充電ハブ9,900円
DJI 65W
ポータブル充電器
6,160円
キャリーバッグ30,800円
広角レンズ18,700円
NDフィルター
4|8|16|32)
18,700円
NDフィルター
(64|128|256|512)
18,700円
プロペラガード4,840円
低ノイズプロペラ2,420円
ストレージカバー3,740円
DJI RC Pro132,000円
DJI RC Pro
操作スティック
1,210円
DJI RC-N1送信機
タブレットホルダー
4,840円
DJI RC-N1送信機
モニターフード
2,750円
DJI RC-N1送信機
操作スティック
1,320円
DJI RC-N1送信機
RCケーブル
1,320円
DJI Care Refresh
(1年版)(Mavic 3)
28,600円
DJI Care Refresh
(2年版)(Mavic 3)
46,200円
DJI Care Refresh
(1年版)(Mavic 3 Cine)
42,900円
DJI Care Refresh
(2年版)(Mavic 3 Cine)
71,500円

バッテリー1本が2万円は高いです。それよりも驚きなのがスマート送信機(DJI RC Pro)が13万2千円もすること!初代は8万円台だった気が・・・。

単品/コンボ/Cine Premiumの違い


Mavic 3単体


Mavic 3 Fly Moreコンボ

Mavic 3 Cine Premiumコンボ
値段253,000円341,000円583,000円
コーデックH.264/H.265H.264/H.265H.264/H.265/
Apple ProRes 422 HQ
ストレージ8GB8GB1TB
送信機ノーマル
(DJI RC-N1)
ノーマル
(DJI RC-N1)
スマート送信機V2.0
(DJI RC Pro)
付属ケーブル10Gbps高速データケーブル
付属NDフィルター4/8/16/324/8/16/32
64/128/256/512

Mavic 3には2種類の機体があります。

単体とFly More コンボは同じ機体で、Cine Premium コンボが違います。

この2機種の違いは、Apple ProPresで録画可能か、ストレージが8GBか1TBかの違いです。

Cine Premium コンボにはスマート送信機として「DJI RC Pro」が付属、NDフィルターも通常の「4/8/16/32」に加え「64/128/256/512」が付属、さらに10Gbps高速データケーブルも付属されています。

単体とコンボとCineコンボはどれを買う?

選択肢は3つあるわけですが、どれを買うか迷うと思います。

「Mavic 3 Premium Cine コンボ」ですが、Apple ProPresが必要かどうかだけです。映像に特にこだわりがあって約60万円払えるお金に余裕のある人、そして業者(映画を撮るレベル)向けです。少なくとも趣味レベルでは必要ありません。

Apple ProPresにしたからってそんなの「誤差」ですよ…。そう聞いて「いや!全然誤差じゃないよ!違うよ!」と思った人向けがCine Premiumコンボです。

次に単体で買うかFly More コンボで買うか。

Mavic 3のバッテリー1本での飛行時間は46分。実質30〜40分程度になりますが、「フライト時間がこれだけあれば十分」という人は単体で買うのもアリだと思います。

ただ、25万円を超えてくる機体を買うということは、それなりに映像撮影がお好きだと思いますので、そうなるとやはりバッテリーは3本ほど欲しいですし、NDフィルターも要ります。

30万オーバーで高いですが、Fly More コンボが現実的です。

正直、コンボに付いてくるバック(単品で買うと3万円もする)は必要ないため、単体+必要な分のバッテリーやNDフィルターを単品で買うのもアリです!

そもそも論ですが…

Mavic 3はハイスペックな機体です。

YouTubeやSNSに投稿するレベルでこの機体が必要かと聞かれればオーバースペックとも言えますので、映像にこだわりがなかったり業務使用でないのなら、DJI Air 2SやDJI Mini 2を検討するのもありですね!(EVOも検討の余地あり)

センサー/焦点距離/絞り

センサー
焦点距離
絞り
【広角】
4/3型CMOS
24 mm
f/2.8〜f/11
【望遠】
1/2インチ
162 mm
f/4.4

カメラはハッセルブラッド社製の3軸ジンバル&デュアルカメラになります。

下段が広角カメラ、上段が望遠カメラ。

センサーサイズは4/3型CMOS(マイクロフォーサーズ)に進化しています。

Mavic 2 ProやDJI Air 2Sが1インチでしたので、さらに光を多く取り込めて綺麗な映像を撮れます。

幅広い12.8ストップのダイナミックレンジで、明るい部分や暗い部分の階調を自然に表現でき、白飛びや黒潰れもしにくくなっているのも大きな特徴。

望遠カメラは、Air 2と同じ1/2インチセンサーサイズで少し小さいセンサーになります。

焦点距離は24mmで、Mavic 2 Pro(28mm)で不評だった点が改善されています。ドローン空撮は景色撮影が多いですので、できるだけ広角のほうがいいですね。

Mavic 3では、追加で広角レンズを取り付けることもでき、その場合には108°FOVと15.5mmの焦点距離が実現します。

ただ、この広角レンズはふちの歪みがあり不評です(T . T)

絞りは、広角のほうはf/2.8〜f/11で調整可能!絞れてもNDフィルター(4〜32)は必須となりますので、NDフィルターの購入をお忘れなく。

一方、望遠のほうは絞りf/4.4で固定となっています。

PLフィルターの購入
PLとNDを兼ねているフィルターとしておすすめなのが、PolarProのフィルター。他社製品と比べると高額ですが、品質が高く使用する価値あります。

動画解像度/静止画サイズ

動画解像度【広角】
5.1K 50fps
4K120fps
FHD 200fps
※10-bit D-Log
【望遠】
4K 30fps
FHD 30fps
静止画サイズ【広角】
2000万画素
(5280×3956)
JPEG/DNG(RAW)
※12-bit RAW
【望遠】
1200万画素
(4000×3000)
JPEG

映像は、最大5.1Kの50fpsで撮影でき、多くの人が利用する4Kは120fpsに対応しているため、スローモーション撮影が可能になっています。

水が流れる川や滝、舞うようにして降ってくる雪など、スローモーションにすることで表現の幅が広がり、非常におもしろい絵が撮れます。

10bitのD-Log撮影も可能ですので、編集でさらに綺麗で自分の好みの色にできます!

静止画は、2000万画素で12-bit RAWでの撮影に対応。

数値上ではさすがにミラーレス一眼などには及びませんが、遜色ないくらいの写真が撮れ、動画も写真もプロの世界で通用するレベルです。

ノーマルカラーが綺麗!

Mavic 3はノーマルカラーがとても綺麗です。

「ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション」(HNCS)によって、ノーマルカラーで撮影しても自然で鮮明な色が出ます。

実際に撮影すると、ノーマルカラーが綺麗すぎてもはやノーマルで十分なレベル。

10bitのD-Log撮影ができますが、色編集したとしても、自然で鮮明な色を出すならノーマルのほうが綺麗です。D-Logは扱いが難しく、しっかりカラリストが編集すれば綺麗になりますが、素人がやるならノーマルで撮ったほうが自然で綺麗な色が出せます。

ノーマルカラーでもかなり綺麗な映像を撮れますので、色編集をしない初心者の人でも、普通に撮った映像に少しいじるだけで素晴らしく綺麗な映像になりますよ!

ズーム(望遠)

Mavic 3のズームは、最大28倍のハイブリットズームです。

広角カメラで1倍、2倍、4倍、望遠カメラで7倍、14倍、28倍。広角カメラの2倍、4倍、望遠カメラの14倍、28倍はデジタルズームになりますので、画質は荒くなります。

撮影で使えるクオリティーは、広角カメラ1倍と望遠カメラ7倍です。

望遠カメラは焦点距離162mm

ズームに関しては正直期待していませんでしたが、いざ使ってみるとかなりズームが効き、すごい圧縮効果を得られるので、場所によっては使えます。

例えば、街中など真上にしか飛ばせない場所や被写体に近づけない場所など、ズームは絶大な効果を発揮します。

ズーム(望遠)の残念な点

  • 1/2インチセンサーで最大4K30fps
  • D-LogとLAWは非対応
  • ズームイン・ズームアウトはできない
  • 画質が荒い
  • 映像がブレたりカクつく

広角カメラよりもセンサーサイズが小さく、4Kも30fpsまでしか撮れません。D-Logも非対応ですし、写真はLAW撮影ができないので、映像の質を求める人は使えません。

ズームに関しては、Mavic 2 Zoomのようにダイヤルをまわしてズームイン・ズームアウトができません。ズームイン・ズームアウトできると表現の幅が広がり、「ドリーズーム」のような絵を撮ることも可能。

個人的にノーズインサークルしながらズームインしていく映像が好きだったのですが、Mavic 3では残念ながらそれはできません。

映像的に使えるのは、望遠カメラ(162mm)の7倍ズームだけですが、デジタルズームではないにしても、やはり映像は多少荒くなってしまいます。個人的には全然許容できるレベルですが、このズームは撮影用というよりも、名前がついている通り「探索モード」といったところです。

また、162mm(7倍ズーム使用時)で機体を動かすと、風の影響で映像が上下左右に小刻みにブレてしまうことがありますので、そこもズーム時の欠点と言えますね。

飛行時間は46分と長時間!

飛行時間はさらに向上して46分の飛行が可能になりました。

飛ばし方や風の影響で変わりますが、実質30〜40分の飛行が可能。

バッテリー1本で結構長いフライトができます。ドローンはバッテリー切れを防ぐために早めの帰還が必要ですので、飛行できる時間は長ければ長いほどありがたいですね!

30分以上飛ぶことで多くのメリットが。

  • カット数をたくさん撮れる
  • 写真もじっくり撮れる
  • バッテリー切れの心配が減る
  • 風が吹いていても心強い
  • 気温が低くても長時間撮影可能

実際にMavic 3を飛ばしてみて、色々な角度・高さから複数カットを撮影でき、動画だけじゃなく写真撮影も含め1つのバッテリーで済ませられます。

バッテリー残量をあまり気にせず、撮影に集中できるのは大きなメリットです!

また、バッテリーの消耗が早くなる風が吹いている状況や気温の低い環境で飛ばすにも助かります。

最近はバッテリー×3本でも物足りなくなってきましたが…^^;

伝送はOcuSync3.0+

伝送はOcuSync3.0+となり、伝送距離は8km。

正直「OcuSync2.0」でも「OcuSync3.0+」でもあまり変わりませんし、どちらも優秀ですので、「OcuSync2.0」以上ならなんでもOKといった感じ。

実際に海上で飛行させましたが、2.5kmほど飛ばしてもまったく問題ありませんでした。ただ、300mほど離れた場所であっても、直線で結べないと電波状況は悪くなります。(※OcuSync2.0も同じ)

内臓メモリー

単体とFly More コンボには8GBの内臓メモリーが搭載され、Cine Premium コンボのほうに1TBの内蔵メモリーが搭載されています。

CineはApple ProPresでの録画が可能なため、大きなメモリーが必要ということですね!

Cine Premiumは他にも10Gbpsの高速データケーブルも付属されており、ドローンからPCへ直接データを送れます。SDカードに収録ができないのは欠点。

優秀なセンサーが搭載

Mavic 3はセンサーが向上しています。

障害物センサー

Mavic 3には全方向に障害物センサーが付いています。

ただし、枝や電線などの見えにくい障害物は検知しづらいため、森のなかで飛ばして油断していると枝にプロペラが当たり墜落してしまいますので要注意

結局、空間の広いところでは効果を発揮しませんし、狭い場所ではセンサーをOFFにするので使わないんですけどね…。

アドバンストRTH

RTH(自動帰還)機能がさらに進化しました。

公式サイトにはこう書いてあります。

飛行終了時は、安全性が向上したアドバンストRTHで、どこに機体があっても安全に帰還できます。この進化したRTH機能により、Mavic 3はホームポイントまでの最適な飛行ルートを自動的に決定し、素早く帰還します。ユーザーが自ら起動した場合でも、信号ロストにより起動した場合も、Mavic 3は、十分な明るさのある環境では、簡単な操作で安全にホームポイントまで帰還します。

引用:DJI 公式サイト

素晴らしい機能ですが、RTHは補助的な機能。

ホームポイントがしっかり更新されている必要がありますし、「十分な明るさのある環境では」と書かれていますので、条件が整っていないと機能は発揮しません。

このような機能に頼るのは禁物!あくまで自身の操作でしっかり帰還させましょう!

APAS 5.0

APAS 5.0を使うと、途中で障害物により撮影が中断…というようなことはないので、Mavic 3を思いっきり飛ばすことができます。飛行中全て方向に対して、Mavic 3は継続的に障害物を検知し、滑らかかつ迅速に障害物を回避します。

引用: DJI公式サイト

飛ばして途中で障害物があっても自動で避けて飛行してくれる機能。

こちらも検知できるものとできないものがありますので要注意。

クイックショット/マスターショット

自動で撮影してくれる機能も満載です。

個人的にこれらを使いませんが、人間の操作では難しい撮影も1タップで行ってくれるため、空間が広い場所であることを確認し、使ってみるのはありです。

DJI Care Refresh

値段交換回数交換費用
DJI Care Refresh
1年版/Mavic 3
28,600円1年間2回まで交換
そのうち1回を紛失保証
1回目 18,900円
2回目 23,900円
85,800円(紛失)
DJI Care Refresh
2年版/Mavic 3
46,200円2年間3回まで交換
そのうち2回を紛失保証
1回目 18,900円
2回目 23,900円
3回目 26,400円
85,800円(紛失)
DJI Care Refresh
1年版/Mavic 3 Cine
42,900円1年間2回まで交換
そのうち1回を紛失保証
1回目 28,600円
2回目 36,300円
137,500円(紛失)
DJI Care Refresh
2年版/Mavic 3 Cine
71,500円2年間3回まで交換
そのうち2回を紛失保証
1回目 28,600円
2回目 36,300円
3回目 40,900円
137,500円(紛失)

機体が高額なため、DJI Care Refreshは購入しておくほうが賢明です。

長く利用し続ける予定の人は2年版の購入を推奨します。

1年版・2年版によって交換回数が異なるので要注意!

Mavic 3は紛失時(機体を回収できなかったとき)に新品と交換可能ですが、結構高い費用が掛かってしまいます。

ATTIモードは非搭載

一部、ATTIモードを必要としている人もいるようですが、最近のほかの機体と同じくMavic 3にも搭載されていません。

ホバリング精度が向上

DJI Mavic 3ではGPSやGLONASS、BeiDouを駆使してホバリング精度が向上されているようで、さらに、複数の衛星からはやく信号を受信できるようになっています。

ホバリング精度が向上してくれると安心ですし、ゆっくり飛ばしたときに効果を発揮します!

Cモード・Nモードの最大速度が速い

Mavic 368km(Sモード)
54km(Nモード)
18km(Cモード)
Air 2S68km(Sモード)
54km(Nモード)
18km(Cモード)
Mini 257km(Sモード)
36km(Nモード)
21km(Cモード)
Mavic 272km(Sモード)
36km(Pモード)
3.6km(Tモード)

個人的に思うMavic 3の欠点は、CモードとNモードの最大速度が速いことです。

Cモードに関しては、Mini 2のときも感じました。

渓谷や滝などでゆっくり飛ばしたり、ノーズインサークルで極めて小さな半径を描く際に重宝するモードですが、最大速度が18kmも出てしまうため操作しづらいです。

Mavic 2とPhantomは最大3.6kmほどしか出なかったため、スティックをフルで倒して操作できたのですが、Mavic 3を含めここ数年で発売された機体はどれも速度が速くなっています。

また、Mavic 3を実際に飛ばしてみて感じたのがNモードも速いことです。

最大54kmも出るため、例えば、時速20km台で航行するフェリーを撮影する際に速度調整が大変で、こちらも速度が出過ぎてしまいます。

個人的に速度の配分が間違っていると感じます。

もっとも速いSモードが68km出るのに対し、Nモードが54kmとほとんど差がありません。正直、撮影でここまで速度を必要とすることはなく、速度を出すならSモードを使えばいいだけ。ドローン空撮はゆっくりが基本ですから、一体なぜ全体的に速度を速くするのか理解に苦しみます。

理想はMavic 2の配分です。

Sモードが72km、Pモードが36km、Tモードが3.6km。

これなら飛行環境や被写体によってうまく使い分けられます。狭い空間や被写体に接近して撮るときにはTモード(Cモード)、空間の広い場所で風景を撮るならPモード(Nモード)、速度の速い動体空撮ならSモードといった感じで。

速度は繊細な操作に直結するので、個人的にはMavic 2の速度配分に戻してもらえると助かるのですが…。

ハンドキャッチがしやすくなった!

Mavic 3ではハンドキャッチがしやすくなりました。

理由は、左右の足(アーム)が長くなったからです。

プロペラが機体からより離れたので、キャッチするときにプロペラに手が当たりづらくなりましたし、気持ち的にも恐怖感が消えます。

これは前側からキャッチする場合ですね!

【参考記事】コツを掴めば超簡単!ドローンのハンドリリース&ハンドキャッチのやり方

雪の撮影は要注意!

Mavic 3は排熱口が機体上部や側面にあり、雪が入りやすい構造です。

実際に雪が降っているなか飛ばしましたが、帰還させると機体上部に雪が積もっていまして、排熱口やカメラ(ジンバル)付近にも雪がびっしり付いていました。

もし排熱口から雪(水)が入ってしまうと故障の原因になりますので、雪のなかMavic 3を飛ばすのは特におすすめしません!

DJI Mavic 3とDJI Air 2Sの比較



Mavic 3


DJI Air 2S
発売日2021年11月2021年4月
値段253,000円119,900円
重量 895g595g
速度68km(Sモード)
54km(Nモード)
18km(Cモード)
68km(Sモード)
54km(Nモード)
18km(Cモード)
限界高度6000m5000m
飛行時間46分31分
耐風12m/s10.7m/s
ストレージ8GB
1TB(Cine)
8GB
センサー広角:4/3型CMOS
望遠:1/2
1インチ
CMOS
絞りF2.8-F11
(可変)
F2.8
(固定)
焦点距離24mm
162mm
24mm
ISO動画/写真
100~6400
動画
100~3200(オート)
100~6400(マニュアル)
Dlog-M動画
100~800(オート)
100~1600(マニュアル)
写真
100~3200(オート)
100~12800(マニュアル)
静止画サイズ20MP20MP
静止画ファイルJPEG/DNG(RAW)JPEG/DNG(RAW)
動画解像度5.1K50fps
4K120fps
FHD200fps
5.4K30fps
4K60fps
2.7K60fps
FHD120fps
動画ビットレート200Mbps150Mbps
ズームハイブリット28倍4倍:
4K30fps
2.7K60fps
6倍:
2.7K30fps
1080p60fps
8倍:
1080p30fps
(デジタル)
障害物センサー前方・後方・
上方・下方
前方・後方・
上方・下方
伝送システムOcuSync3.0OcuSync3.0
最大伝送距離8km8km
スマート送信機対応対応
動画フォーマット
/コーデック
MP4
MOV
H.264/H.265
Apple ProPres
MP4
MOV
H.264/H.265
カラーモードDlog-M
(10bit)
Dlog-M
(10bit)
ほかのDJI社ドローンのスペック比較表はこちら

Mavic 3は高額ですので、趣味レベルで購入を検討しているのであれば、無理にMavic 3を買う必要はありません。

SNS等で投稿するにはオーバースペックとも言えますので、お手頃価格で1インチセンサー搭載、同じく綺麗な映像を撮れるDJI Air 2Sの検討をおすすめします。

まとめ

Mavic 3の値段や性能スペック情報を紹介。

高額な機体ではありますが、高品質な映像や写真が撮れることは間違いありませんので、プロアマ問わず、映像にこだわりたい人にはおすすめです!

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