愛媛県東温市山之内にある超マイナーな渓谷「阿歌古渓谷(あかごけいこく)」をドローンで空撮してきました。
渓谷としての規模も小さく、あまり観光地化されていないので期待していませんでしたが、正直想像通りで、渓谷としてはそこまで魅力的ではなかったですね^^;
ただ、上流部ということで水の透明度は抜群ですし、なにより人が一人もいませんので、じっくりドローンを飛ばす環境としては最適でした。
阿歌古渓谷のドローン空撮映像
冒頭でも書きましたが、人が誰一人としていませんので空撮し放題でした。バッテリー残量が尽きるまで、1時間近くみっちり飛ばしましたね^ ^
ここの渓谷は上空を木々が覆っているので、太陽の光が遮られて直接入ってこず、良い感じの明るさでしっかり適切な明るさに設定して撮ることで、非常に綺麗な絵が撮れました。
今回はND4フィルターにD-Cinelikeで撮影し、あとから編集でLUTを当てました。撮影時には色の薄い映像ですけど、あとからLUTを当てることで、見事なまでに実際の現地で見ていた色が再現できていると思います。
Mavic 2 Proとどれだけ違うのかは気になるところですが、個人的にはMavic 2 Zoomでも十分満足な映像の綺麗さです。
障害物が多く狭い場所ではTモード必須!
一部、通常モード(Pモード)で空撮しましたが、基本的にこのような障害物が多く狭い場所で飛ばす際には、トライポッドモード(Tモード)でゆっくり慎重に飛ばしています。
Pモードですと、速度が出すぎて低空飛行していると岩や枝にぶつかる可能性が非常に高いですし、さらに衝突して水没する可能性もあります。
もちろん、Pモードでも出来ないことはないですが、速度の調整が難しいですし、どうせゆっくり飛ばすので、それなら最初からTモードで飛ばしたほうがいいです。
「プロペラガード」「目視」で衝突&墜落を防ぐ
今回空撮した「阿歌古渓谷」のような非常に狭くて障害物がある場所では、人・物から30m離れていたとしてもプロペラガードを装着したほうが、幾分接触して墜落する可能性を下げられます。
プロペラが直に太めの枝に当たってしまったら(細い枝なら持ちこたえることアリ)そのまま墜落してしまいますから、枝が多い場所では特に必須なアイテムと言えますね。
また、衝突&墜落を防ぐにはしっかり「目視」することが重要です。
基本的には、目視してあらかじめ障害物の場所を確実に把握しておけば、衝突もなければ墜落もありえません。特に目視するのでも、せいぜい1〜10mの範囲での目視が確実です。
このような森や渓谷などでは、離れれば離れるほど小さな枝を見落とす可能性が高く、大丈夫だと思って飛ばしてしまうと、結果、墜落してしまうことがあります。
ですので、完全に枝などの障害物がすべて見渡せる範囲内で目視することで、事故はほぼ防げます。
阿歌古渓谷のアクセス方法
ご覧の通り、阿歌古渓谷は結構山奥にあるのですが、そこまでアクセスは大変ではないです。
車だと東温市から20分くらいで行けますし、なんと阿歌古渓谷の入り口までは「横河原駅前」からバスも出ていますので、車を持っていなくても気軽に行くことができます。
バスでのアクセス方法
乗車場所:横河原駅前
降車場所:木地
路線名:森松・横河原線(木地行き)
運賃:片道570円(小児290円)
乗車時間:28分
時刻表:
横河原駅前 → 木地(平日)
横河原駅前 → 木地(土日祝)
木地 → 横河原駅前(平日)
木地 → 横河原駅前(土日祝)
※時刻表は伊予鉄公式サイトからの引用です
※この時刻表は最新でない場合があります
まとめ
「阿歌古渓谷」は観光で行くのには正直微妙です(^_^;)
本当にただの渓谷… といった感じでして、山奥ですので周囲にはお店もありませんし、スマホも圏外になります。
人がいないため、ドローンを飛ばすのでしたら最適な環境ですけどね^ ^