香川県観音寺市の琴弾公園にある「銭形砂絵(寛永通宝)」をドローン空撮しました。
- 寛永通宝(かんえいつうほう):江戸時代に造られ流通していた銭貨
- 銭形砂絵(ぜにがたすなえ):寛永通宝を模した砂絵
ここは数年前から撮りたかった場所で、まさにドローン用の被写体と言えます(笑)
地上からはただの砂場にしか見えず、展望台からは少し遠目で斜めの角度から見れますが、真上から拝めるのはドローンだけです!
「銭形砂絵(寛永通宝)」のドローン映像
今回はDJI Mini 2がメイン機で、できるだけ色々な角度や高さから複数カット撮りました。
一番撮りたかったのが、「銭形砂絵」の地上ど真ん中からゆっくり上昇していき、最後に全体を入れるワンカット。(最後のカット)
ただ、全体をひとつの画面内に入れようとすると、残念ながら上空150mまで上げても入らず、もっと高度を上げる必要があります。ここは「航空路」に該当していることから、重量199gの模型航空機(DJI Mini 2)であったとしても150m以上飛ばすには通報なしで飛ばせません。
結果的に、関係機関と調整し通報書を提出して飛ばし、撮りたかった真上からの映像を無事撮ることができて大変満足です!

この「銭形砂絵」は、夜にはライトアップされるらしく、しかも、期間限定で金色にライトアップされるようなので、それもいつか撮ってみたいですね。
「銭形砂絵(寛永通宝)」で飛ばすには許可がいる?
- 観音寺市商工観光課(℡ 0875-23-3933)
- 土木事務所(℡ 0875-25-5261)
上記に確認したところ、商業目的ではない個人で飛ばす際には、周りの人に注意して、航空法を遵守して飛ばせばOKとのことでしたので、許可なく飛ばすことができます。また、「銭形砂絵」の前にある有明浜でも問題なく飛ばすことが可能です。

土地の許可関係は特に気にする必要なく飛ばせますね〜
航空法に関しては、すでに紹介したようにここは「航空路」に該当していますので、模型航空機であっても地水表面から150m以上の空域での飛行は航空法で禁止されています。(無人航空機は航空路か否かにかかわらず禁止)
もし模型航空機で150m以上飛ばす場合には、
- 「関西空港事務所」へ通報書を提出する必要あり
- 「航空交通管理センター」と事前に調整する必要あり
(この空域は「民間訓練試験空域」なので)
上記の手続きが必要です。
少し面倒ですが、銭形砂絵の全体を真上から撮るためには仕方ありません!
最高の撮影スポットです!
「銭形砂絵(寛永通宝)」の撮影はドローンがぴったり!
平日の昼間なら人もほとんどおらず、ドローン操作に集中できます。海側から撮ったり、展望台側から撮ったり、色々な角度から撮れますので、本当におすすめスポットです。