西日本最高峰の石鎚山(弥山・天狗岳・南尖峰)をドローン空撮!許可は必要?

ドローン

愛媛県ある西日本最高峰の「石鎚山」をドローンで空撮してきました。

当初は紅葉も入れて撮るつもりでしたが、諸事情により見頃を迎えた紅葉を撮ることは叶わず、見頃から1週間遅れての撮影になってしまいました^^;

ただ、念願だった石鎚山でドローンを飛ばせて感無量!天気も快晴で素晴らしい絶景を撮ることができたので非常に満足してます!紅葉は来年以降にリベンジです!

それでは石鎚山の簡単な紹介にアクセス情報、撮影した映像のほうを紹介していきます。

石鎚山の紹介とアクセス情報

石鎚山は、石鎚神社の頂上社(奥宮)がある「弥山(みせん)」や最高峰の「天狗岳(てんぐだけ)」、そして奥に位置する「南尖峰(なんせんぽう)」の一連の総体山です。

標高は1,982mで、愛媛の最高峰であることはもちろん、なんと西日本最高峰でもあります!

山頂には石鎚神社の奥宮があり、宿泊する施設や食堂・売店などもあって割と充実してます。

ルートはいくつかありますが、ロープウェイで途中まで行けるルートや車で標高の高いところまで行けるルートなどがあり、意外と初心者でも簡単に登れてしまう難易度の低い山です。

石鎚山へのアクセス(登山道)

ルートはいくつかありますが、一般的な登山道は2つです。

  1. 表山道ルート
  2. 土小屋ルート

どちらもコースタイムが2時間30分〜3時間程度ですので、わりと簡単に登れるのが特徴。

表参道ルート

  • コースタイム:3時間
  • 距離:4km

愛媛県西条市側から登るルートで、途中まではロープウェイを利用しそこから登山を開始します。多くの人が利用し、約8分間のロープウェイで麓から一気に高度を上げることができます。

ただ、この次で紹介する土小屋ルートのほうが体力的にはラクですので、もし土小屋へのアクセスが可能な人で体力に自信がない人はそちらのコースをおすすめします!

土小屋ルート

  • コースタイム:2時間30分
  • 距離:4.6km

愛媛県久万高原町側から登るルートで、石鎚山へ最短で登ることができます。

7合目から登り始めるため高低差も少なく体力的にもっとも登りやすいルートでもあります。終盤までは少し登りの道になっており急登がありません。危険な箇所もなく登山初心者の多くも利用。

土小屋へのアクセスが可能な人は、ぜひこちらから登ることをおすすめします!

土小屋までのバスは土日・祝日に久万高原町から1日2便ほど出ています。石鎚スカイラインを通るため、運行期間は冬季閉鎖が解除されている4月〜11月までになります。

■参考リンク

伊予鉄南予バス時刻表

石鎚観光 各施設への公共交通案内

 

土小屋へのアクセスは車やバイクが圧倒的に便利です!バスは不便!

石鎚山のドローン空撮映像

↑こちらが石鎚山で撮ったドローンの空撮映像になります。

もちろん天気予報を見て狙って行ったため「快晴」でした。風に関して天気予報はあまり当てにならないこともあるのですが、この日は予報が見事に当たってほぼ無風で絶好のドローン日和!

残念ながら紅葉はこの前の週が見頃で、すでに山頂付近は終わってしまってました。正直、石鎚山×紅葉を一番撮りたかったのですが、逃してしまいましたね…(T . T)


↑土小屋からの登山道は綺麗でした^ ^

ドローンを飛ばす時に気になったのが、一応紅葉シーズンだったので人が沢山いたことです。

普段ドローンを飛ばしている人なら理解してもらえると思いますが、人がいると飛ばしづらい^^;

しかも山頂でゆっくりしている登山者のなかにはドローンの音を嫌う人もおり、なかなか飛ばしやすい状況とは言えませんでした。それでも人からなるべく離れた場所で、まわりにいた人にあらかじめ声掛けしたので問題はありませんでした。

弥山〜天狗岳までは人はきますが、そこから南尖峰まではほとんど人がきませんので安心して飛ばすことができます。しかも、そこから飛ばせば弥山にいる人にドローンも見えなければ音も聞こえないので、操作に集中することができます。

一方、山頂付近は石鎚神社の敷地が一部あり、その上空は飛行禁止となっていますので、例えば弥山の上空などで飛ばしたりすることはできません。さらに、山頂付近は切り立っているため高度にも気をつけなければならず、色々制限があるなかでの飛行でした。

快晴の石鎚山を撮れて大満足!やっぱり壮大な景色を撮るならドローンは欠かせませんね!

 

石鎚山でドローンは飛ばせる?許可は?注意点は?

結論から言えば、石鎚山でドローンを飛ばすことはできます

注意点もありますので合わせて紹介。

  1. 石鎚山(周辺も)は国有林
  2. 石鎚神社の敷地は飛行禁止
  3. 絶壁なため地表面150m注意
  4. ヘリコプターが来る可能性
  5. 強風には要注意

ひとつずつ解説していきます。

石鎚山を含む周辺は国有林

石鎚山を含む周辺はすべて国有林になっています。

よって、ドローンを飛行させるには事前に愛媛森林管理所に入林届を提出する必要があります。

入林届は記入事項に問題がなければ基本的には受理され、誰でも飛ばすことが可能です。少なくとも1週間前には提出する必要はありますが、申請する飛行期間は長く設けておくことができますので自由度はかなり高いです。事前に森林管理官に連絡を取り、申請日に現地で飛ばせます。

入林届の書き方は、UFOラインで飛ばした際の以下の記事で紹介していますので気になる方はチェックしてみてください。皆さんが思ってるよりも簡単です。唯一、郵送が面倒なだけ…。

 

 

石鎚神社の敷地は飛行禁止

石鎚山は国有林ではありますが、山頂に石鎚神社の奥宮があるように一部石鎚神社の敷地となっていますので、その上空はドローンを飛ばすことはできません。(※神社に確認済み)

具体的にどこが石鎚山の敷地なのか?

  • 弥山(建物や奥宮がある場所)
  • 登山ルート

石鎚神社の敷地は主に、山頂に建物がある弥山(みせん)、そして山頂まで繋がる登山道です。

ロープウェイで上がってくる登山道や土小屋からの登山道が石鎚神社の敷地ということで、それらの登山道からの離発着、または上空通過はできません。

よって、もし山頂付近で飛ばす際には、弥山の先にある天狗岳〜南尖峰のほうへ移動してそこから飛ばす必要がありますし、そこからなら敷地外なので入林届さえ持っていれば飛ばすことが可能!

まとめると、石鎚神社の敷地外で入林届を持っていればドローンを飛ばして撮影できるということです♪

 

高度150m超えに注意!

石鎚山の山頂付近は切り立っているため、航空法の地表面から150m制限には注意が必要です。

山頂から離れれば離れるほど地表面からの高度が上がっていきますので、知らず知らずのうちに150mを超えてしまう可能性があります。

なので、出来るだけ山頂付近を飛行させ、あまり遠くへ飛ばさないこと。

もし遠くへ飛ばす場合で150mを超えそうだと思う場合には、空港事務所などに連絡した上で必要な手続きを踏むことで150m以上の空域を飛ばすことができます。

石鎚山は模型航空機で250mまで飛ばせる?

Mavic Miniなどの模型航空機は、場所によっては250mまで許可なく飛行させることができますが、この石鎚山の山頂付近においては、残念ながら250mまで飛行させることはできません

問い合わせの結果、「岩国ACA内」で、さらに「航空路”V56”」の範囲に位置するようですので、もし模型航空機で150m以上飛行させる場合には「模型航空機の飛行通報書」が必要になります。

詳しくは松山空港事務所に問い合わせましょう!

 

突然のヘリコプター来襲に要注意

実は石鎚山には2週連続登ったのですが、その2日とも山頂付近にヘリコプターが現れました。

物資を下ろすことなく、救助に来た様子もなく、報道だったのかなぁと勘ぐってますが、このように山頂には突然ヘリがやってくることがありますので、ドローンを飛ばす場合には要注意です。

わたしの例ですが、実際に飛ばし終わりで帰還させようとしたところにヘリの音がかすかに聞こえたため、周囲を見渡しながらすぐに帰還させました。そして、帰還させるとすぐにヘリが現れて山頂を旋回し始めたため、なかなか危なかったなぁと思います。

山頂はこのようなことがありますので、飛行させる際にはヘリの有無を確認しながら、また、ヘリがやってきたら直ぐに帰還行動をとらないといけません。

ヘリは突然やってくるので本当に危ないです!音にも気を配っておきましょう!

 

強風時は飛ばさない決断も…

山頂で飛ばす際にもっとも気を付けるべき点は風の強さです。

DJI社の空撮用ドローンは風速8m/sに耐えられる機体がほとんどで、地上で飛ばしている分には結構な風が吹いていても全然問題なく飛ばすことができます。

しかし、山頂付近では基本的に風が強く、突風が吹くことも考えられます。また、離発着地点では風は弱くても、少し離れれば一気に強風になることもあります。気流がどうなっているのかもわかりませんので、突然強風のなかに突入してしまうこともあるかもしれません。

よって、山頂で飛ばす場合には風にはかなり神経質になる必要があり、場合によっては帰還させられず墜落させてしまう危険性があります

経験から注意すべき点が下記になります。

  • 少し風が強いなと感じたら飛ばさない
  • 軽い機体では飛ばさない
  • なるべく午前中に飛ばす
  • 風上から風下に飛ばす

これまでの経験から、ドローンが墜落する時は「〜だろう・〜かも」と思って操作し続けた時に起こることが多いです。車で言えば「だろう運転」ですね^ ^

風が強いと感じたら飛ばさない

もし山頂で風が吹いていて「まぁ大丈夫だろう」とか「ギリギリいけるかも」なんていう言葉が頭に浮かんだら、その時点で飛ばさない決断をすることをおすすめします!

でも、辛い思いをして山頂に到着し、飛ばさない決断をするのはなかなか難しいものです。自分も絶対に「大丈夫だろう」といって飛ばしてしまいます^^;

ただ、これをやると事故率がかなり上がりますので、もし飛ばすにしてもそのことは忘れないようにすべきですし、国有林などではさすがに躊躇しましょう!

軽い機体では飛ばさない

今回わたしはMavic Miniという199gの模型航空機を飛ばしたわけですが、このような軽い機体で飛ばすのは絶対にやめることを強く主張しておきたいと思います!

地上であればMavic Miniでも8m/sくらいは耐えられますし、わりと強風でも振動は激しいながらも無事に飛んでくれることが多いです。

しかし、先程も書いたように山頂の風はまったく読めず、大抵の場合は離陸ポイントから離れるとより強い風が吹いていることがほとんどですので、帰還させることができなくなります。

耐風性能があったとしても、軽い機体ではそもそもパワー不足なため、ホバリングは頑張ってしてくれるかもしれませんが、移動することが困難になります。なので、くれぐれも性能情報の耐風性能は当てにしてはいけません

山頂で飛ばす際には、必ず200g以上の無人航空機でそれなりにパワーのある機体を使うべきですね。DJIで言えば、最低でもMavic 2シリーズ、Phantomシリーズがおすすめです!

比較的安定している午前中に飛ばす

一概には言えませんが、山の天気は午後よりも午前中のほうが良好なことが多いです。

風も午前よりも午後に強くなることが多いですので、山頂で飛ばすならできる限り午前中に飛ばすことをおすすめします!

もちろん午前強くて午後に弱まることもありますので、そこはなんとも言えませんが、一般的にそのような傾向がありますね。

風上から風下へ飛ばす

山頂にかかわらず、ドローンを飛ばす際には基本的に風上から風下へ飛ばすようにします。

なぜなら、強風時など風上にドローンがいれば帰還させることができる一方で、もし強風で風下にドローンを飛ばしてしまった場合、最悪の場合には帰還させることができなくなるからです。

山頂付近で飛ばす際には、

  1. 風上がどっちで風下がどっちかを確認
  2. その上で実際にどのくらいの風なのかテストフライトしておく

ことを強くおすすめします。そして、風上側からしか撮影しないようにすれば、風が少し強くても無事に帰還させることができます。

強風でいきなり風下へ飛ばしてしまうと戻ってこないリスク大ですし、散々飛ばしたあとにドローンが風下にいると、バッテリー切れで墜落してしまうことがあります。

なので、山で飛ばす際には風の有無はもちろんのこと、風の向きに気を使っておく必要がありますね!

まとめ

西日本最高峰「石鎚山」でのドローン空撮映像、そして飛行に関することを紹介しました。

石鎚山の山頂ではドローンは飛ばせないと認識している人も多いですが、しっかり入林届を提出して石鎚神社の敷地に入らなければ問題なく飛ばせますので、ぜひ石鎚山の絶景を撮りたい人は、一度は撮ってみることをおすすめします!かなりの絶景が撮れますよ♪

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