愛媛県松山市 伊予鉄道高浜線をドローンで空撮!

ドローン

愛媛県松山市を走る伊予鉄道高浜線をドローンで空撮してきました。

電車を空撮するのはこれで3回目!1回目は予讃線の下灘駅付近で撮影、2回目は神奈川県藤沢/鎌倉を走る江ノ電を撮影。

伊予鉄道高浜線で唯一海岸線を走るのが梅津寺駅と港山駅の間の区間で、空撮しようと思ったらこの区間でしか基本的には難しいです。なので、今回は梅津寺駅の前にある海岸から空撮することしました。

電車の撮影はリスクを伴いますし、この場所は松山空港からも近く制限区域に該当していますので、ルールを守って慎重に飛ばしてきました。



伊予鉄道高浜線のドローン空撮映像

今回はまぁまぁ満足のいく映像が撮れたと思います^ ^

風は少し強かったのですが、電車自体の速度がそこまで速くないため、追い風の時はPモードでも大丈夫!ただ、向かい風の時はSモードじゃないとギリギリ追いつきませんでした。

海岸には人もいないですし、見晴らしも良いので環境的には非常に飛ばしやすい環境でした。

しかし、梅津寺駅の目の前の海岸では保育園児が遊んでいたため、そちらの上空は飛ばさないように注意しました。

いかに正確に斜めに飛ばせるかが勝負!

電車の空撮で最も難しいのが、電車と平行するようにドローンを斜めに飛ばすことです。

やっぱり電車を空撮するなら電車だけを撮るのではなく、その前後の風景なども入れて撮ると構図的に綺麗に撮れるのです。

ただ、ドローンを一定の時間斜めに飛ばすことは至難の業!

Inspireであれば2オペ(1人は操縦、もう1人はカメラ)ができますし、そもそもカメラが360度回転しますので、カメラを電車の方向に斜めに向けて、機体は電車と平行に真っ直ぐ飛ばせば簡単に撮れます。

しかし、私が使っているMavic 2 Zoomはカメラは真正面しか向きませんので、もし斜めに撮ろうと思うと、機体ごと斜めにしなくてはならず、つまり斜めに飛行させる必要があるのです。

基本的にドローンは前後左右に飛ばすことは簡単ですが、斜めに飛ばすとなると、横移動と後進の両方をちょうど良い感じに舵を入れる必要があり、実はこの力加減がものすごく難しいのです!

横移動のほうの力が強ければ電車に接近してしまいますし、後進のほうの力が強いとどんどん電車から離れて行ってしまいます。

ちょうど良い力加減になるとしっかり斜めに飛んでくれるのですが、まぁなかなか大変です。

指2本で固定!

しっかり斜めに飛ばすには、ちょうど良い力加減のままそれを固定することに尽きます。

固定するには1本の指では難しく、指を2本使うことをお勧めします!

私自身は基本的に普段は1本でしかスティックを操作しないのですが、このように固定する必要がある時には(ノーズインサークルの時もやります!)、1本の指でスティック操作、もう1本の指を枕のように添えてそれ以上力が入らないようにしています。

1本の指で常に同じ力加減を入れ続けるのはキツいです。数秒なら問題ないですが、まぁ難しいです^^;

そこで2本の指で操作することによって、安定して固定することができて、結果的に斜めに飛んでくれます。

修正力も大事!

最初にいい感じに力加減を入れて、FPVを見て「お、いい感じだ!」と思ったらそれを固定し続けます。

ただ、いくら最初に「これはいい感じで撮れてる」と思っても、多くの場合は徐々にズレてきてしまいます。

ズレるというのは、電車側に寄って行ってしまったり、逆に遠ざかったしまったりです。つまり、力加減が正確じゃないということですね。

今回の映像みたいに長い間斜めに飛ばしていると必ず途中で近づいたり遠ざかったりしますし、それはもう仕方ないです。完全に斜めに飛ばすのはほぼ不可能!

そこで何より大事なのが、FPVを見ながら飛ばしている時に「離れているな」「近づいているな」と思ったら修正することです。

ただ、これは上手くやらないとブレてしまう原因になりますので、こちらも結構難しい!気を付けるべきは、こちらも力加減になりますね。

遠ざかる→横移動を強くする or 後進(前進)を弱める

近づく→後進(前進)を強くする or 横移動を弱める

簡単に言えば、どちらかの力加減を強くしたり弱くしたりして微調整します。2本の指で操作すればこれは意外と簡単!

ドローンを斜めに飛ばす際の理想としては、力加減をちょうど良くしてそれを常に固定することなのは間違いありませんが、人間がやっている以上はそれは難しいです。

なので、微調整を繰り返して、見ていてバレないように飛ばすのが上手く斜めに飛ばす映像を撮るコツですね!

今回は割と上手く飛ばせた!

その点、今回は我ながら上手く飛ばせたのではないかと自画自賛^^;

もちろん微調整は少ししていますが、本当に少しだけでした。

1分近くずっと斜め移動で飛ばしましたが、その割にはかなり正確に真っ直ぐ飛ばせたのではないかと思います。

これは慣れというよりは正直、その時の調子次第ですね(笑)

ズームで斜め移動は無理

Mavic 2 Zoomにはズーム機能が付いているので、ズームすれば少し離れていても間近で撮っているような映像を撮ることができます。

しかし、速度がある程度出ているとズームしながら斜め移動するのは無理です。いや、斜め移動することはできますが、映像としては使い物にならない映像が撮れます。

ズームすると、その分ドローンの操作がそのまま映像に反映されるんですよね!つまり、近づいたり離れたりするその微調整が、ズームすることによって映像にもろに出てしまうのです。

必死に微調整しているのが出てしまうわけですから、映像としてはダメダメです。なので、斜め移動の際にはズームせずに撮影すると良いと思います。

電車の速度が速いと難易度UP!

伊予鉄道高浜線は電車の速度が比較的遅いですので、斜め移動はまぁ楽勝です。

しかし、電車の速度が速いとSモードで飛ばすことになって一気にスティックへの力加減が難しくなります。スピードが出ている分、近づいたり離れていくのが目に見えてわかりますし、もちろん微調整も目につきやすくなります。

頑張って良い感じの力加減を維持できればもちろん問題ないのですが、先程も行ったように徐々にズレてきてしまいますので、ブレている映像がかなり高い確率で撮れますね。

ですので、もし電車の空撮をするなら、まずは遅い電車からやることをおすすめします!



電車&線路に接近しないよう要注意!

冒頭でも書いたように、電車のドローン空撮は非常にリスキーです。

必要がないのならやらない方が良いかもしれません。

もし線路内にドローンを落としたり電車に当ててしまったら大変ですし、電車なんて停めたら賠償です。二次被害が発生することも考えられます。

また、線路の周辺には強い電磁波が発生している場合もあるようで、コントロール不能になってしまって線路に墜落したことがあるとニュースで読んだことがあります。

なので、とにかく電車や線路に接近することは禁止。

真上で飛ばすのはもってのほか。

最低でも30m以上は離れる必要がありますね!

私も正直なところ、もっと電車に近づいて迫力ある映像を撮りたいところなのですが、安全という面を考えて離れて飛ばすようにしています。

そして、そこでよく使うのがMavic 2 Zoomのズーム機能になります。

ズームすることで、離れて飛ばしていてもまるで間近で撮影しているかのような映像が撮れますので、容易に近づけない被写体を撮影する時には重宝しますね。

ただ、最大限ズームしてしまうとブレが目立ちますので、ほどほどのズームがおすすめです。

制限区域に該当なので高度に注意!

今回飛ばした場所の近くには松山空港がありまして、ここは制限区域に該当します。

空港周辺ではドローンは飛ばせないと勘違いしている方も多いと思いますが、実は各制限区域に設定されている高度を守れば飛ばすことができるのです。

今回の場所は制限区域でも「円錐表面」になります。つまり、空港から離れれば離れるだけ飛ばせる高度も高くなっていきます。

ただ、梅津寺駅付近はわりと「水平表面」に近いため、全然高度を上げられません。

水平表面の最大高度は標点(滑走路)から45m。この水平表面に該当している場所はすべて標点から45m以上は飛ばせません。そして、円錐表面は45mから295mと、空港から離れれば離れる分だけ高度が上がります。

円錐表面は飛ばして良い正確な高度がわかりませんので、もし飛ばすには空港事務局に聞けばすぐに教えてくれますし、主要な空港ですとネットで検索することができます。

羽田空港「高さ制限回答システム」

成田空港「高さ制限回答システム」

伊丹空港「高さ制限回答システム」

福岡空港「高さ制限回答システム」

長崎空港「高さ制限回答システム」

今回飛ばした場所の飛ばせるMAXの高度はおそらく50〜60mくらいだと思われます。

今回は最初から45m以上は飛ばさないと決めていましたので、空港事務局にわざわざ電話して確認しませんでした。45mは飛ばせること間違いありませんので、それ以上飛ばさなければOK!



まとめ

電車を空撮するのはリスキーで難易度が高めですが、その分とても面白いです!

日本にはまだまだ電車を空撮する人が少ないですし、空撮専門の撮り鉄もいませんので、第一号になってやろうかと密かに企んでいる次第です^^;

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