鉄道ファンなら一度は訪れたい駅が、愛媛県伊予市にある予讃線(よさんせん)の「下灘駅(しもなだえき)」になります。
隣に走る国道が開通するまでは「日本で一番海に近い駅」だったそうで、すぐ真下まで波が打ち寄せていたそう!いまも写真の撮り方によっては海の間近にホームがあるように撮れるため、鉄道ファン(撮り鉄)には人気です。
また、写真として「絵」になることから、近年はインスタ映えする場所として毎日たくさんの観光客が訪れています。実際に私が行った時にもスマホや一眼レフカメラでパシャパシャ撮る人がいました。
松山から意外と近い下灘駅!
下灘駅は松山から意外と近く、気軽に行くことができます。
Googleの地図では28.5kmの所要時間は54分で、なんと1時間も掛からずに行けます。レンタカーを借りて行けばあっという間ですし、日帰りで行くことだって全然可能。
ただ、車で行く場合、下灘駅のところにも駐車場はありますが数台分しか駐車することはできず、平日の昼間なら問題ないと思いますが、休日や夕方の時間帯は停めることができない可能性大!
道路も狭いですし、路駐は絶対にするべきではなく、私が行った時には臨時の駐車場がありましたので、そちらに停めて歩いて行くことはできます。
また、下灘駅の案内に書いてあったのを紹介すると、一つ隣の駅の近くに「ふたみシーサイド公園 (道の駅 ふたみ)」という場所があり、そちらに車を駐車して電車に乗って下灘駅に来る方法があります。電車の本数は少ないですけど、これなら安心して車を停められます!
電車でも1本ですぐ!
電車に乗って下灘駅で下車する人も結構います。
本数的には1時間に1本あるかないかの運行ですが、JR松山駅から乗り換えなしで来ることが可能で、時間もだいたい45分くらいですので、こちらも十分日帰り可能!(単線なので駅で対向車を待って時間が掛かる場合あり)
もし松山メインの観光ついでに来る場合には、電車で行ったほうが楽かもしれません。
運賃も片道550円となっていますので、往復で1,100円です。
JR松山駅から行く場合には切符を買い、帰り、下灘駅から帰ってくる時はワンマン電車なので、一番後ろから乗車して整理券を取り、JR松山駅で整理券と一緒にお金を払う場所があるのでそこで支払って改札を出ます。
下灘駅の周辺事情!
駅の周辺は、ひと言でいうと何もありません(笑)
土日と祝日は、駅の目の前に「下灘珈琲」というお店がオープンし、珈琲や紅茶、ジュースなどが飲め、狭いですがイートインスペースもあってゆっくりできます。
ただ、平日は基本的には不定期でやっていない場合が多く、駅には何もありませんし、少し歩いたとしてもコンビニさえありませんので、有意義に暇つぶしをすることができません。
待ち時間が1時間とかで、写真なんてせいぜい撮っても数分〜十分でしょうから、近くにある青石海岸にでも行って座ってゆっくりするかしか暇をつぶせませんね。
ちなみに、青石海岸は海の中に線路がある珍しい光景を見れますので、暇なら行くことをお勧めします!
下灘駅からは歩いて10分程度。
下灘駅はこんな感じ!
↑下灘駅の外観
中には待合室があるだけで、券売機もありません。
電車が来るのも1時間に1〜2本ペースなので、みな椅子に座って海を眺めています!
実際には海と駅の間には道路があるのですが、このように少し離れて撮ると、まるで目の前が海かのように撮影することができます。
↑実際には海まで少し離れてるんですよね^^;
下灘駅を海からドローンで空撮!
下灘駅を海側から空撮してきました。
が、海からだと全然インスタ映えするような「絵」は撮れません(T . T)
そもそも線路や道路に近づくことができませんので、少し離れた海上からだと遠すぎて駅なのか何なのか分からないという感じの映像になっています。
また、離れた場所から操縦しているためいつも以上に安全第一で操縦しました。よって、もっと海面スレスレまで近づいたりと攻めた構図が撮れなかったのも残念なポイント。
そして、ミスしたことが1つありまして、それは時間を見忘れていたことによって、電車が駅に停車している時を撮影することができなかったことです。
正直、電車×下灘駅と撮るために行ったようなものなのですが、余裕をぶっこいて2本目のバッテリーで想定していたよりも長く撮影してしまい、帰還させた時にはすでに電車が下灘駅に到着する時間で、慌てて3本目のバッテリーに替えて飛ばしましたけど、間に合いませんでした…。
寒い中、これを撮るために1時間半くらいずっと外で待ってたのに・・・。
次回は晴れた時にでも、今度は電車をメインにして下灘駅で撮影したいと思います。
ズーム機能は便利!
すでに紹介したように、今回は遠くからの撮影でしたのでズーム機能を多用しました。
撮影しているドローンはDJI社製のMavic 2 Zoomですので、4Kで撮影する場合は24mm-48mmまでズームすることができます。HDなどで撮ればもっとズームすることは可能ですが、基本的に私は4Kでしか撮影しませんので、MAXで48mmとなります。
今回、駅から少し離れているため、正直もう少しズームできればなぁというのが本音。
おかげで少しは近くから撮っているかのように撮影できましたが、もっと間近で撮影しているかのように撮影できればなお良かったですね!
これは次回以降発売されるドローンに期待したいと思います♪
ただ、やっぱりズーム機能があると便利ですね!
危なくて近寄れない所で撮影する時など、まるで間近で撮っているかのように撮れるわけですから。しかも、ズーム機能があると操縦して撮影していておもしろいんです!
これまでのドローンの操縦よりもダイヤルが1つ増えて、最大計4本の指を使って空撮できるので、飛ばして映像を撮っているだけで楽しいです。
よく、Mavic 2のProとZoomのどちらにしようか迷う人もいるのですが、操縦&空撮自体を楽しむならZoomが良いと思いますし、映像の画質&編集(カラーグレーディング)にこだわるならProを選んだほうが良いと思いますね。
Mavic 2はDJI社の公式サイトで買えます↓
まとめ
下灘駅にまだ行ったことのない人は、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします!ドローン好きな人はドローンを持って!
許可ないと線路の上はダメですし、道路を横断するにも警察署に確認したほうが良いです。一応、国道で車の通りも多くスピードを出していますので、万が一墜落してしまったら極めて危険!
飛ばすなら海上で飛ばすようにしましょう。
また、この周辺は人口集中地区(DID地区)ではありませんが、飛ばす場所は周囲30m以内には人・物件があると思われますのでそちらの許可(国土交通省)は必要になってきますし、飛ばす場所の地権者にも許可をもらう必要があります。
【映像提供】
株式会社メディアックス発行
「でんしゃDVD図鑑MAX」
下灘駅と予讃線の映像を有償にて提供しました。