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祖谷のかずら橋と大歩危・小歩危をドローン空撮!許可は?飛ばして大丈夫?

かずら橋&大歩危・小歩危 撮影スポット(被写体)

高知県の三好市にある人気観光地「祖谷のかずら橋」と「大歩危・小歩危」をドローンで撮影しましたので、撮った映像や撮影許可に関して紹介していきます。

どちらも非常に撮り甲斐のある場所ですので、観光で訪れた際には、地上からは見れない素晴らしい景色を撮ってみてはいかがでしょうか?

「祖谷のかずら橋」の撮影許可

撮影許可 かずら橋

「祖谷のかずら橋」では、三好市に申請書を提出することで飛行可能です。

提出の際には、申請書と一緒に「飛行させる範囲を記載した書類」も添付します。こちらは国土地理院などの地図に赤線で飛行範囲を描けばOKです。提出はメールかFAX、郵送で受け付けています。

申請書は「三好市役所産業観光部まるごと三好観光戦略課」へメールすれば貰えます。(以下からもダウンロード可能)

提出先〒778−000
徳島県三好市池田町マチ2145番地1
三好市役所産業観光部まるごと三好観光戦略課
Eメールkankou@city.tokushima-miyoshi.lg.jp
電話番号0883-72-7620
FAX0883-76-0203
申請書ダウンロード

提出するだけで簡単に飛ばせます!民家の上を飛ばす場合には、周辺住民に了解を取っておいてほしいとのことです。

「大歩危・小歩危」の撮影許可

撮影許可 大歩危・小歩危

大歩危・小歩危は吉野川中流域にある渓谷で、河川は自由使用になります。よって、飛行に関しては申請書などは特に必要ありません。

ただし、三好市に電話連絡した際には、日時や場所を記した申請書(書式は問わない)を一応出してほしいとのことでしたので、飛ばすなら提出しておくと安心ですね!

「祖谷のかずら橋」のドローン空撮

祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋は「日本三奇橋」のひとつで、重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られている橋です。3年毎に人の手で架け替えが行なわれます。

ここは何度か訪れており、撮影するのは二度目。数年前に撮影したときは、朝方行ったにもかかわらず、観光客がたくさんいて満足に飛ばせず。今回はオフシーズンで平日という観光客が少ない日を狙って訪問し、結果的に思う存分飛ばせました。

ここでの撮影は、観光客がまだ少ない平日の早朝がおすすめです。

外国人観光客の受け入れが本格化すれば、平日も休日も関係なくたくさんの観光客で賑わいます!

所在地〒778-0102
徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
三好市観光案内所0883-76-0877
料金大人(中学生以上)550円
小人(小学生)350円
団体大人(20人以上)500円
団体小人(20人以上)320円
障がい者割引(障がい者手帳・療育手帳を提示)
大人270円 小人170円
営業時間4~6月:8時~18時
7~8月:7時30分~18時30分
9~3月:8時~17時
アクセス・JR土讃線「阿波池田駅」下車→
四国交通バス祖谷線「善徳」下車→徒歩2分
・JR土讃線「大歩危駅」下車→
三好市営バス大歩危線「かずら橋」下車→徒歩1分
・井川池田ICから車で約70分
駐車場大型バス1,570円
中型バス1,050円
普通車500円
バイク210円

「祖谷のかずら橋」の撮影映像

まだ雪が一部残っている2月後半に「祖谷のかずら橋」を撮影したときの映像です。

「祖谷のかずら橋」での飛行に関して、離発着は河川からできるのでやりやすいです。ただし、橋の周辺は木々があり、空間もそこまで広くないので若干飛ばしづらい。また、少し離れると電線もあるので、引っ掛けないよう注意

主に一方向からの撮影となり、さまざまな角度から撮れない場所ですので、映像としておもしろい絵は撮りづらいです。

観光客がいなければ橋に接近できますが、だいたい人が多いので接近は躊躇われます。Mavic 3などの望遠ズームが役立ちますかね…。

こちらの映像は2019年に撮影した映像です。このように、橋から観光客がこちら側を見ているので非常に飛ばしづらく、接近できません。

秋の紅葉シーズンがおすすめ!

「祖谷のかずら橋」に限らず、この辺の地域は紅葉が綺麗なので、ほかの場所も兼ねて秋に行くといいですね!ただ、紅葉が綺麗なぶん観光客は多くなるため、そこはドローンを飛ばすうえでは悩みどころです。

「奥祖谷二重かずら橋」もおすすめ!

実は、かずら橋というのは全部で3本ありまして、1本がすでに紹介した「祖谷のかずら橋」。残り2本は「奥祖谷二重かずら橋」という場所にあります。

個人的には「奥祖谷二重かずら橋」のほうがおすすめだったりします!

「奥祖谷二重かずら橋」は、「祖谷のかずら橋」から車でさらに45分奥へ行ったところにあります。かなり山奥にあるため、往復すると結構な時間が。しかし、雰囲気がとても良い場所で観光客も少なく、橋に接近してより自由にドローンを飛ばせます。

まわりは木々に囲まれており、うまく光を使うことで幻想的にも撮れます。空間はとても狭いですが、非常に撮り甲斐のある場所です。

「奥祖谷二重かずら橋」の飛行許可は?

「奥祖谷二重かずら橋」は国有林となるため、飛ばすには入林届の提出が必要です。加えて、三好市にいつ何時に飛ばすか申請しておくと安心ですね。

申請先〒778−000
徳島県三好市池田町マチ2145番地1
三好市役所産業観光部まるごと三好観光戦略課
Eメールkankou@city.tokushima-miyoshi.lg.jp
電話番号0883-72-7620
入林届
(提出先)
徳島森林管理署
(088-637-1230)
shikoku_tokushima@maff.go.jp
入林届 (WORD : 22KB)
(PDF : 119KB)

入林届に関しては以下の記事(後半)で解説しています。

「大歩危・小歩危」のドローン空撮

大歩危

「大歩危・小歩危」は、吉野川の中流域に位置する約8kmにわたる渓谷で、約2億年の時を経て川の激流によって創られました。

大歩危と小歩危にわかれており、大歩危のほうが見応えあります。観光船に乗って間近で渓谷美を堪能したり、展望台から眺めれます。

ベストシーズンは秋の紅葉で、両サイドの山が綺麗に染まるため、絵になる映像を撮れます。訪問するなら、間違いなく秋に行くことをおすすめします。

「大歩危・小歩危」の撮影映像

渓谷美がとても絵になる大歩危・小歩危。

正直、空撮するなら大歩危だけでOKです(笑)

高度を上げて全体を撮ったり、俯瞰で撮ったりするのはもちろん、あえて水面ギリギリの低空で飛ばすことで、両端にある削られた岩の迫力ある映像を撮れます

川の水も綺麗なため、PLフィルターをつけて撮影することで、透明度抜群の川の綺麗さも表現できます。

大歩危・小歩危撮影時の注意点

高度を下げすぎると川の水面でセンサーが誤作動を起こし、水没・衝突する可能性があります。また、川のすぐそばに線路があるため、飛行させるには飛行マニュアルなどを確認したうえで飛ばしましょう。

まとめ

まとめ

「祖谷のかずら橋」と「大歩危・小歩危」のドローン空撮について紹介しました。

どちらも誰でも空撮できるスポットですので、ぜひ申請書を出して撮影してみましょう!