ドローン空撮でブレのない綺麗な映像を撮るには、なにより繊細なスティック操作が重要なのは言うまでもありません。
今回紹介するのは、そんな繊細なスティック操作を可能にしてくれる、DJI社ドローンの高品質なアクセサリーを販売する「PolarPro」が出しているスティックになります。
こちらはMavic 2とMavic Air専用のスティックになりまして、すでに使っている方からも “繊細なスティック操作ができる” と高評価の一品!
私自身も買って実際に使ってみましたので、その簡単なレビューと感想を紹介していきたいと思います。
動画でも簡単に紹介してます↓
操作性抜群のPolarProのスティックを紹介
このPolarProが販売しているスティック「EXTENSION REMOTE STICKS」の主な特徴は以下2つになります。
・高さの調整が可能
・親指を置く面(グリップ)が広い
上記2つの要素で、付属のスティックよりも繊細な力加減がコントロールしやすくなり、結果的にこれまで以上にブレないカクつかない映像が撮れるようになるということです!
また、冒頭でも書きましたように、こちらのスティックはMavic2とMavic Air専用になりまして、初代Mavic Proは取り外しできないタイプのスティックですので使えません。
スティックの高さを調整できる
↑左側はPolarPro、右側は付属品
PolarProのスティックはねじ式になっていまして、クルクルまわすことによって高くしたり低くしたり細かく微調節することができます。
上の写真を見てもらえば一目瞭然ですが、付属品のスティックと比べて遥かにスティックが高くなっているのが分かるかと思います。
また、PolarProのスティックを一番低くしたとしても、従来の付属スティックよりも高くなります。
位置が高いと力の加減が簡単
なぜスティックが高いと繊細な操作がしやすいのか?
単純に、位置が高いと力の入れ具合が楽になるんですよね。
要するに、低いスティックよりも力を入れなくてもスティックを倒すことができるということ。逆に低いスティックですと、倒すのにより強い力を入れなくてはなりません。
スティックが高い=弱い力でOK
スティックが低い=強い力が必要
スティックが低いと、倒す力が強い分スティックが真ん中に戻ろうと反発する力も同じく強くなります。そうなると、操作中に微妙な位置で固定しなければならない時に、固定するのにそれなりの力が必要になり、結果として指がプルプルしてしまいます。
一方でスティックが高いと、倒す力が弱くてOKな分スティックが真ん中に戻ろうとする力も弱いです。よって、微妙な位置で固定したい時に固定しやすく、結果としてカクつかない映像が撮れるのです。
スティックが高い=真ん中に戻ろうとする力が弱い=固定が容易
スティックが低い=真ん中に戻ろうとする力が強い=固定が困難
自分の好みの高さに設定
PolarProのスティックは高く出来るのはもちろんですが、その高さの程度は自由に設定できる可変式となります。
色々試してみて、自分が操作しやすい位置にし、さらにそれに慣れればスティック操作が格段にUPすること間違いありません。
人によって手が大きい方もいれば小さい方もいますので、付属のスティックのように高さを変えられないものよりも、このように可変式のスティックのほうが良いですね。
これまで付属のスティックを使っていた方は、最初は違和感があるかもしれませんが、とにかく飛行回数を増やして慣れされ、自分の操作に合う高さを見つけると良いと思います。
つまみ派におすすめ!
ドローン操作には「親指派」と「つまみ派」の2通りがあります。
私自身は親指派なのですが、正直、つまみ派のほうがスティックの高いことによる効果は実感できるのではないかと思います。
もちろん先程紹介した通り、高いことで力の入れ具合を微調整できますので、親指で操作する場合でも操作は楽になりますが、親指と人差し指でつまんで操作する人は、より一層力の入れ具合の違いに敏感なはずですので、おそらくPolarProは操作しやすいと感じるでしょう。
親指の置く(グリップ)面が広い
主に親指で操作する私にとっては、高さよりもグリップ部分の面積が大きいことのほうが操作性UPに関しては大事です。
やはり、スティックに面する親指の腹の部分の割合が大きいと、その分繊細で正確な操作ができるのは言うまでもないと思います。
面が小さい付属品よりも、しっかり親指にグリップしてくれるわけですから、そのぶん力の微調整がしやすいのは容易に想像できるはずです。
親指で操作する方は、基本的にはこのグリップ部分に親指を乗せて操作しているでしょうから、この面が広いことでより繊細な操作を安定して行うことができるのです。
簡単にいえば、固定することで起こるあのプルプル具合が軽減できるということですね。
PolarProの欠点・デメリット
PolarProの欠点は正直あまり思い付きません。
ただ一つだけあるとすれば、スティックを下に倒した際(フルスロットル)にモニターフードに当たることです。
これは、モニターフードを使ってなければそもそも問題ありませんし、また、スティックの長さにもよります。
あまりスティックを長くし過ぎるとフードに当たってしまい下へ倒せなくなりますので、唯一挙げるとすればそれが問題ですかね…。
付属品のように収納も可能!
スティックは付属品と同じように所定の位置に収納することができます。
ネジをまわしてあまり長くしてしまうと収納できなくなりますが、少し高くしたくらいでしたら全然収納することは可能です!
私は以下のような収納ケースを使ってますので、わざわざ毎回外したりする必要はないのですが、おそらく多くの方は毎回外してここに収納していると思いますので、そのまま変わりはありません。
高級感がありデザイン的にもGood
画像: PolarPro公式
PolarProのスティック、紹介したように機能面では素晴らしいですが、外観のデザインに関してもなかなかイケている色使いでして、プロポともマッチしていてなかなかかっこいいです!
装着すると明らかにプロ感が出ますし(笑)、ほかの人とは違うということで、自己満足的ですがモチベーションも上がります!
ぜひドヤ顔して操作し、素晴らしい映像を撮りましょう^ ^
どこで購入可能?お値段は?
購入はPolarProの公式サイトで…..
と言いたいところですが、こちらは海外のサイトになりますので恐らく日本への配送は不可。日本ではAmazonで数社から販売されていますので、そちらでの購入をおすすめします!
値段に関しては、この記事を書いている時点で2,598円となります。
実は、数ヶ月前までこのスティック、Amazonで1万円後半くらいで売っていたと記憶しています。当時から買ってはみたかったものの、たかがスティック1本にそこまで出すのはもったいないと思い買わずにいました。
しかし、久しぶりに確認してみると値段が驚くほど値下げされていたので、この度買ってみた次第です。
公式サイトでは換算すると大体3,300円くらいになりますので、まぁ通常の値段で現状はボッタくってません^^;
ということで、値段もそこまで高くありませんし、ドローンを購入されている方はわりとお金に余裕があると思いますので、操作向上のためにも買ってみることをおすすめします!
まとめ
Mavic 2やMavic Air専用の、繊細なスティックワークが実現できる究極のスティックを紹介しました。
高さを調整可能×グリップ面が広い
この2つの要素で付属のものより安定した操作ができるのは間違いありませんので、もっと上手く操作したいと悩んでいる方がいましたら、ぜひ購入を検討してみることをおすすめします!