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4K60fpsで撮影可能!Mavic Air 2の詳しいスペック情報

機体情報(レビュー/リーク等)

DJI社製ドローンの新製品でMavic Airの後継機となるMavic Air 2が2020年4月28日(日本時間)に発売されました! 

初代Mavic Airが登場したのが2018年1月後半ですので、あれから2年以上が経過。お手頃価格でわりと高性能なドローンが登場したので、欲しい方も多いのではないでしょうか?

このページでは発売された「Mavic Air 2」に関する情報を紹介していきたいと思いますので、興味のある方はぜひチェックです!

✅機体の情報まとめ

・障害物センサーは前方・後方・下部のみ
・低ノイズプロペラ
・プロポが変更、上部にスマホ取り付け
・1/2 CMOS「Sony IMX586」センサー
・写真48メガピクセル(4800万画素)
・動画4K60fps120mbps、1080p 240fps
・ハイパーラプスあり
・「OcuSync 2.0」で最大飛行距離は6km
・使用アプリは「DJI Fly」
・バッテリーは最大34分
・最大速度は68.4km/h
・アクティブトラック3.0
・ポイント・オブ・インタレスト3.0
・APAS2.0
・フライモアコンボはNDフィルター付き
(16/64/256)
・販売価格は105,600円、132,000円(コンボ)
・発表は2020年4月28日(日本)

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Mavic Air 2のスペック情報

Mavic Air 2のスペックは以下の通りになります。

重量570 g
サイズ折りたたんだ状態:
180×97×84 mm(長さ×幅×高さ)
展開時:
183×253×77 mm(長さ×幅×高さ)
対角寸法302 mm
最大上昇速度4 m/s(Sモード)
4 m/s(Nモード)
最大下降速度
3 m/s(Sモード)
3 m/s(Nモード)
5 m/s(Sモードで急降下中)
3 m/s(全てのモードで高度4500 m以上の時)
運用限界高度(海抜)5000 m
最大飛行時間(無風時)34分
最大ホバリング時間(無風時)33分
最大飛行距離18.5 km
最大水平飛行速度19 m/s(Sモード)
12 m/s(Nモード)
5 m/s(Tモード)
最大風圧抵抗8〜10m/s
動作環境温度-10°C ~ 40°C
内部ストレージ8 GB
バッテリー容量/電圧3500 mAh / 11.55 V
カメラセンサー1/2インチCMOS
有効画素数:12 MPと48 MP
レンズFOV:84°
焦点距離(35 mm判換算):24 mm
絞り:F2.8
撮影範囲:1 m〜∞
ISO動画:
100-6400写真(12 MP):
100-3200(オート)
100-6400(マニュアル)
写真(48 MP):
100-1600(オート)
100-3200(マニュアル)
静止画の解像度48 MP 8000×6000ピクセル
静止画モードシングルショット:12 MPと48 MP
バーストショット:12 MP、3/5/7枚
オート露出ブラケット (AEB):12 MP、3/5枚(0.7EVバイアス)
タイマー撮影:12 MP、2/3/5/7/10/15/20/30/60秒
スマートフォト:シーン認識/ハイパーライト/HDR
HDRパノラマ:
垂直 (3×1): 3328×8000ピクセル (幅×高さ)
ワイド (3×3):8000×6144ピクセル (幅×高さ)
180° パノラマ (3×7):8192×3500ピクセル (幅×高さ)
スフィア (3×8+1):8192×4096ピクセル (幅×高さ)
静止画フォーマットJPEG/DNG (RAW)
動画の解像度とフレームレート4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60 fps
2.7K:2688×1512 24/25/30/48/50/60 fps
FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120/240 fps
4K Ultra HD HDR:3840×2160 24/25/30 fps
2.7K HDR:2688×1512 24/25/30 fps
FHD HDR:1920×1080 24/25/30 fps
カラープロファイルD-Cinelike、ノーマル
動画フォーマットMP4/MOV(H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC)
最大ビットレート120 Mbps
障害物センサー前方、後方、下部
障害物回避システム高度操縦支援システム (APAS) 3.0
伝送システムOcuSync 2.0
最大伝送距離10 km (FCC)、6 km (CE)、6 km (SRRC)、6 km (MIC(日本))
ライブビュー品質720p@30fps / 1080p@30fps
動画伝送 符号化方式H.265
ライブビュー最大ビットレート40 Mbps

(DJI公式ホームページからの引用)

上記のスペックから気になって点を深掘りしていきます。

重量

重量は570gで「無人航空機」に該当しますので、航空法もバッチリ適用される機体です。

日本国内でまともに映像を撮ろうと思ったら、国土交通省の許可は必要不可欠。

最大飛行時間

飛行時間は、バッテリー1本で最大34分間飛びます。

これはこれまで発売されたドローンの中でも最大の飛行時間で、1回のフライトで34分も飛ばせればもう十分ですよね!安全を考えて早めに帰還させることを考えても、25分くらいは飛ばせます。

もちろん1本では足りませんから、Fly Moreコンボを購入することで3本のバッテリーが手に入り、っそれでも足りなければ予備でもう1本購入してもいいかもしれません。

ちなみに、バッテリー1本の値段は13,200円と少し良心的?

風への抵抗

大体風速8〜10mまで耐えられるようです。

これは他の多くのドローンと同じですね。Mavic 2と大体同じくらい安定していると思われますので、安定性を求めるのならちょうど良い機体と言えそうです。

カメラセンサー&レンズ

・1/2インチCMOS

・焦点距離(35 mm判換算):24 mm

センサーサイズも多少向上していていい感じ!さすがに1インチは搭載されなかったですが、それでも値段を考えればもはや充分ですね。焦点距離は24mmということで広角。

写真

48 MP 8000×6000ピクセルの撮影が可能ということで、かなり綺麗な写真が撮れますね。

Mavic 2 Zoomと大差ない性能ですので、やはり値段を考えるとコスパが良すぎです!

動画

4Kと2.7Kは最大60fpsまで。FHDでは240fpsで撮れます。

まさかAirシリーズで4K60fpsで撮れるとは驚きです!あのMavic 2 Proでさえ30fpsまでしか撮れませんから、多少のスロー映像が作れるという点では欲しい人が多いのではないでしょうか?

現状、4K60fpsで撮れるコンシューマー向けドローンはPhantomしかありませんからね。

ただ、動画制作のプロとかでない限り、個人的には60fpsはそこまで必要かと聞かれれば、そうでもないですね。別にスローにしないのであれば30fpsで充分事足りますし、編集するにしてもPCのスペックも必要ですし、データ量も多くて管理に大変です。

カラープロファイル

D-Cinelikeでの撮影が可能ですので、多少の色編集ができます。

やっぱり普通に撮るよりもD-Cinelikeで撮って、あとで編集したほうが綺麗なのは言うまでもないですので、なかなか高クオリティーな映像が撮れますね。

障害物センサー

障害物センサーは前方、後方、下部に付いています。

上部はまぁ普通に飛ばしている分には必要ないですが、左右に付いていないのは少し残念。

初代Mavic Airも左右には付いてなかったのですが、左右にないと、横移動やノーズインサークルをした時に衝突してしまう可能性があります。

Mavic Air 2は初心者も使うと思いますが、わりと使い始めは衝突させやすいですので、障害物がある場所での横に移動する動作はわりと危ないですね。

伝送

伝送は「OcuSync2.0」ということで、電波に関してはなんら問題なし。

基本的に遠くへ飛ばしても物陰に隠れてしまっても途切れづらく、これまで使っていても、途切れたことは一度もないですし、かなり安心感を持って操縦できることは間違いないです!

これがMavic Miniや初代Mavic Airのように「拡張Wi-Fi」だったら最悪だったのですが、OcuSync2.0ということで、色々なシチュエーションで安全に飛ばせます。

また、日本では6kmまで電波が届くということですが、まぁあまり遠くへ飛ばすことは少ないと思いますので、参考までにといった感じです。



プロポの形が進化!

プロポには、両端に機能ボタン(ファンクションボタン)写真/動画の切り替えボタン、そしてスティック2本、真ん中にモード切り替えスイッチ(トライポッドモード、ノーマルモード、スポーツモード)、その両隣にRTH(リターン・トゥ・ホーム)ボタン電源ON/OFFボタン、そして一番下にプロポのバッテリー状況を示すインジケーターがあります。

これまで、スマホはプロポの下に付けるのが当たり前でしたが、Mavic Air 2のプロポではスマホを上部に取り付けるように変更されています。

確かに今思えば、下に付いているよりも上に付いてるほうが操作している時に見やすいような気がしますので、これはかなり良いアップデートかもしれません。

 

フライモアコンボ

ドローン単体に加えて、もちろん「Fly Moreコンボ」も発売されています。

中身は、ドローン本体プロポ(コントローラー)プロペラ予備バッテリー(+2本)NDフィルター(16/64/256)バッグになります。

今回新たにNDフィルターが追加されている形です。映像にこだわりたい人にとっては最初からNDフィルターが付属だと便利ですね。ただ、残念ながらプロペラガードは付属ではないようですね。

日本ではプロペラガードがないと許可を取るのに人員が必要になったりしますから、これだけは別売りで購入する感じになりそうです。

 

販売価格に関して

価格は単体で105,600円で、フライモアコンボが132,000円になります。

米国では単体が$799(約8万5千円)で、フライモアコンボが$988(約10万5千円)ですから、大体2万円くらい高い計算になります。なぜいつも日本での販売価格は高いのか・・・。

発売される前は、さすがに単体では10万円を下回ってくるかなぁと思っていたのですが、まさかの10万円超えでしたね!

ただ、ドローンのスペック的にはなかなかですので、コストパフォーマンスを考えた場合には優れていると言えますしお得感があります。ズームはできないものの、Mavic 2 Zoomを超えるほどの性能がありますから、それで数万円も差があることを考えると全然安いです。



個人的な所感・おすすめ?

正直私には必要のない機体ですので今回の購入は見送ります。

Mavic Miniは重量200g未満で航空法が一部適用されず、わりと自由に飛ばせるということで買うに値する機体でした。また、Mavic 2を既に持っている身としては、わざわざ10万円を払ってまで買うようなスペックでは当然ながらありません。

もちろん、4K60fpsで撮影できたり、飛行時間が長かったりするのは魅力的ではありますが、それでも新たに買うほどのものではないですね。おそらくMavic 2を持っている人の多くは買わないはず!

Mavic Airシリーズでここまでのスペックを持ってきたということで、個人的にどうしても気になるのは、もうじきの発売が期待されるMavic 3のことです!

EVO Ⅱという超高性能なドローンも登場していますし、Airシリーズがこの性能ですから、おそらくMavic 3では皆が驚くような驚愕なスペックを兼ね備えたドローンになるのではないかとかなり期待してますし、正直、期待以上の素晴らしい製品を出してくるはずです。

でないと、DJI社は他社の猛追を許すことになりますから、Mavic 3では本気を出してくると予想。

今回のMavic Air 2の発売で改めてMavic 3の期待が高まりました!もちろんMavic Air 2も、この値段でこの性能は大変素晴らしいですので、要らないお金でもあったら買ったと思いますが、今回は残念ながら貯蓄にまわし、次回のMavic 3に使いたいと思います。

まとめ

発売された「Mavic Air 2」は公式ホームページから購入可能です。

価格:105,600円
フライモアコンボ:132,000円

【公式サイト】Mavic Air 2の購入はこちら