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国指定天然記念物「北吉井のビャクシン」をドローンで空撮【愛媛県東温市】

撮影スポット(被写体)

愛媛県の東温市にある「北吉井のビャクシン」という巨木をこの度ドローンで空撮してきました。

あまり聞き慣れない “ビャクシン” は、ヒノキ科の針葉樹のことで、滋賀県の伊吹山に自生したことから「イブキ」や「イブキビャクシン」とも呼ばれています。

ここの「北吉井のビャクシン」は東温市の北吉井という地区にあるビャクシンで、根廻りが約7m、樹高が20m、枝張りの径は12mもあり、なんと8本ある国指定天然記念のひとつでもあるのです!

事前に地権者さんに許可をもらい、さらに、たまたまいらっしゃった周囲の畑を持っている地権者さんにも許可をもらって存分に飛ばしました。

北吉井のビャクシンの空撮映像

今回はMavic 2とMavic Miniの両方を持って行きましたが、上の映像ではMavic 2 Zoomで撮影した4K映像のみを使って編集してます。Mavic Miniでもたくさん撮りましたが、まだ編集しておらず、暇ができたら編集しようと思ってる次第です…。

被写体が一本の巨木ということで、高度も距離もほぼ30m以内での撮影。木を遠くから映す絵と、木の近くで幹を撮る絵の主に2つの絵を撮影しました。

木を遠くから撮るには、木が生えている土地の許可だけ貰っていても撮れず、周囲の土地の上空を飛ばすことになりますので、そちらの許可も必要です。

今回はたまたま周囲の畑に地権者の方がやってきたので、そこでお声掛けして許可をいただきましたが、このような場所では事前にまわりの畑を誰が持っているのか特定することは難しいですので、今回はとても幸運だったと思います。

近くには民家もありますが、数十メートル離れていますし、人も全然来ない場所ですのでそこまで気を使う必要はありませんでした。ただ、静かな場所ということもありますし、低い高度で飛ばしているということで、Mavic 2だとかなりプロペラ音がうるさく、おそらく民家まで届いていたのではないかと思います。

そのため、「早く終ろう終ろう」という意識もありまして、その点は気軽に飛ばせなかったですかね^^;

菜の花もいい感じ♪

周辺の畑には、ちょうど見頃を迎えた黄色い菜の花が咲いていて、地上からだとその綺麗さはあまりわからなかったですが、上空から見るとやっぱり綺麗で、ビャクシンの絵に菜の花を入れるとより良い絵になるのではないでしょうか?

以前、別の場所で「菜の花畑」を撮ろうと思ったら許可してくれず撮れなかったので、まぁこれで我慢しますわ(T . T)

木の撮影はANAFIがあれば・・・

被写体が木の場合には、遠くから全体像を撮るか、それとも近くから木の幹を撮るかくらいしかありません。

が、もしANAFIのドローンで上部にカメラを向けれる機体があれば、もっと面白い絵が撮れるかもしれないと思っています。

具体的には木の中を撮影することです。その木にもよりますが、木の中に空間があってドローンを飛ばせる空間があるなら、木の中でカメラを上に向けてゆっくり回転しながら下降してくる、なんて出来たら結構斬新な絵になると思うんですよね。

今回のような木では微妙かもしれませんが、特に「桜」などの色の付いていて綺麗な木なら、カメラを上向きしてそのまま高度を下げてくるだけでも、また違った角度からの桜が撮れてとても綺麗だと思います。

DJI社にはカメラを真上に向けられる機体を出してほしいですけど、、、まぁ出そうにないですかね^^;

と、撮影しながらそんなことを思ってました。

「北吉井のビャクシン」の場所

民家を抜けた場所にあり、道が細いので車で行くのは大変かもしれません。

ここは最寄駅である「横河原駅」からちょうど1kmの距離で、歩いても13分くらいしか掛かりませんので、もし行く場合には徒歩で行くことをお勧めします。

また、少し離れていますが「向井古墳」もありますので、あわせて訪れるのもアリかもしれません。

まとめ

1本の巨木を撮影するという新たな試みでしたが、被写体が決まっている分、やはり普通の風景撮影よりかは全然おもしろいですね。

接近しての空撮は、シネマティックモードで繊細な操作が必要ですので、集中できてやり甲斐がとてもあります。

引き続き、撮りたくなるような木を見つけては空撮したいと思います!