松山〜呉〜広島航路を運航している瀬戸内海汽船が、2019年8月1日から新造フェリー「シーパセオ(SEA PASEO)」の運航を開始しましたので、この度ドローンで空撮してきました。
シーパセオ(SEA PASEO)は通常のフェリーとはひと味違い、「瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園」をコンセプトに作られた新しいフェリーで、屋外はまるで公園のようになっていて、客席も様々なタイプの座席があって全体的におしゃれな作りになっています。
空撮していて乗客が屋外で気持ちよそうにしていたので、次回広島へ行く際には乗って行きたいなぁなんて思いました^ ^
公式サイト:シーパセオ(瀬戸内海汽船)
シーパセオの空撮映像
梅雨明け〜8月は暑すぎるので空撮は控えていたのですが、たまたま新造フェリーが就航したという情報を聞いたため、「朝方なら大丈夫かな」と思って久しぶりに海で飛ばしてきました。
シーパセオ(SEA PASEO)が広島方面から松山港へやってきて、10分間停泊したあと再度広島に向かって出航していくところの空撮です。
松山港に到着する10分前に離陸させ、松山港にやってくるフェリーをできるだけ遠くから追走する形でずっと空撮。
松山港に到着したら少し写真撮影をして一度バッテリー交換のため帰還。そして、フェリーが出港する5分前くらいに再び離陸させ、その後バッテリーの残量を見ながらずっと追走。
全体としてはまぁまぁ満足な映像は撮れましたが、最近あまり繊細な操作をしてなかったためか、ステックの固定が甘く、少しブレのある映像が多かったのはちょっと反省(T . T)
やっぱり定期的に繊細なスティック操作の練習は必要です!
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今回は天気も良くて被写体のフェリーもカッコよかったですので、空撮し甲斐がありました。
もっと船体に接近したり低空で飛ばしたら迫力が増してさらに良い映像になると思いますが、陸からではなかなか難しいところがありますね。
NDフィルター「ND64」は必要
朝8時頃の撮影でしたが、すでに暑くて太陽の光も強く、NDフィルター「ND64」の必要性を感じました。
「ND32」を装着して適切な明るさで撮ろうとすると、どうしてもシャッタースピードは速くなり、理想とされる1/30〜1/60では撮れません。
DJI社が販売しているのは最高「ND32」までですが、どうして「ND64」を販売しないのでしょうか?夏に限らず、昼間に撮影するときには必ずと言っていいほど「ND64」が必要になります。
もちろん、純正品以外ならいくらでも売ってますが、なぜDJI社が販売しないのか不思議で仕方ありません…。
DJI社の純正品NDフィルター(ND4〜32までしかありません)
フェリーは速度が遅いので撮りやすい
風景撮影であれば、季節や気象状況次第で誰でも綺麗な映像を撮ることができますが、車や鉄道や船などの動いている被写体を撮るのは、やはりスィック操作が重要になってきますので少し難易度が高くなります。
動いている被写体の速度に合わせて飛行させ、なおかつその速度をブレずに維持し続けるのは結構難しく、さらに構図などもその時々で臨機応変に考えて飛ばす必要があるわけです。
ただし、今回撮影したフェリーの場合ですと、高速船ではないので速度は比較的遅いのが特徴。
高速船の場合にはSモードでスティックを全開に倒して追走する必要があったりしますが、フェリーに関してはPモードで全然追いつけますので、練習にはまさに最適な被写体なのです。
おまけに船体も大きいのでモニター上で捉えやすく、速度が遅いことから構図などを考える余裕も持てますし、やっぱり小型船を空撮するよりかははるかに迫力がありますので、撮り甲斐もあります!
もし動く被写体を撮る練習するのでしたら、まずはフェリーを被写体にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
この度新たに就航した「シーパセオ(SEA PASEO)」。
被写体がカッコいいとやる気も上がりますし、今度は夕方の夕日が綺麗な時間帯にでもまた撮りたいと思います。
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今回撮影した機体:Mavic 2 Zoom
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