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個人の趣味でドローンの包括申請する方法とは?ネットで広告収入を目指せばOK

個人の趣味で包括申請 法律・国家資格
  • 毎回「個別申請」なんてやってられん
  • 個人の趣味だけど「包括申請」したい
  • 趣味を「業務」にする方法を知りたい

個人の趣味でドローンを飛ばす人は、みんなこのように思ってますよね?

国土交通省へ飛行許可承認申請する際、趣味での飛行は日時と飛行場所を特定した「個別申請」しか認められていません。「個別申請」は飛行させる10日以上前に申請する必要があるため、趣味では気軽に飛ばせないわけです。

この記事ではそんなお困りな方向けに、趣味でも「包括申請」する方法を解説します。

包括申請できれば毎回の申請が必要なくなりめちゃくちゃラクです!

包括申請は「業務」のみ可能

国土交通省へ飛行許可承認申請する際「包括申請」と「個別申請」の2つがあります。

包括申請個別申請
期間を指定必要なし
(最長1年)
必要
飛行場所を特定必要なし
(日本全国)
必要
申請頻度1回都度
対象業務趣味と業務

包括申請は「業務」でのみ認められている申請方法。突然依頼される仕事に対応するため、飛行する日時や飛行ルートを特定せず、一度の申請で最長1年間有効になります。

明後日、突然仕事の依頼がきた!包括申請があるから飛ばせる!

個別申請は「趣味」と「業務」で認められている申請方法で、飛行するたびに毎回申請する必要があります。飛行日時と飛行ルートを特定しその都度申請しなければならないため、面倒な申請方法と言えます。

明後日晴れそうだから趣味で飛ばしにいきたいな!あ、でも個別申請(10日前まで)しなきゃいけないから、間に合わない、無理だ…。

「個別申請」では全然飛ばせない
ドローンを飛ばしたい時に毎回申請しなければならず、しかも、役所が空いている10日以上前までに申請する必要があるため、趣味で飛ばすのは難しいです。

包括申請できる「業務」の定義

業務の定義

包括申請するには「業務」である必要があります。

では一体「業務」の定義はなんでしょう?

職業や事業などに関して、継続して行う仕事

辞書で調べてみると上記のように定義されていました。

継続して行う「仕事」ですので、もちろん売上(利益)を上げる目的でないといけません。しかし、その段階で売上がなくても、継続して行われているのであれば業務に当たります

ビジネスを始めて最初の頃は売上がないのは普通ですし、その売上がない期間が「業務」に当たらないかと聞かれたらそれはノーですよね!

法人ではなく「個人」でもOK

業務は個人でもOK

業務は別に「法人」と限定されているものではなく、「個人(=フリーランス)」や「副業」であっても問題ありません。

最近は「副業」が当たり前ですし「複業」している人も普通にいます。法人かどうかは関係なく、誰でも売上を上げることを目標にしていれば、それは業務にあたり包括申請できるのです。

趣味を「業務」にする具体的な方法

趣味でのドローン飛行をどうすれば「業務」にできるのか?

業務の定義どおり「売上を上げるために継続した作業」を行えばいいわけです。

結論を書くと、ネット上で広告収入を得るのがもっとも手っ取り早い方法。

広告収入を得る行為は「広告ビジネス」としていまや大企業も行っています。企業によっては広告で莫大な利益を得ているところもあり、広告ビジネスは正当な業務です。

では具体的にどうやって広告収入を得るのか?

ドローンを飛ばすなら当然ドローンを使った業務をする必要があります。ドローンの解説をしたり、撮影した映像や写真を使用し何かをすればいいわけです。

簡単に広告収入を得る具体的な方法は以下2つになります。

  • YouTubeにドローン関連の動画を投稿し広告収入を得る
  • ドローン関連のWebサイトやブログを運営し広告を貼る

どちらも始める難易度が低いためおすすめです!

YouTubeで広告収入を得る

YouTubeで広告収入を得るために日々動画を投稿します。

ドローンは映像を撮影できるため、撮影した動画をアップロードするだけで簡単です。

ほかにもドローンに関連する情報を発信したりもできます。例えば、新発売されたドローンの紹介やアップデート情報、法律や免許に関する解説です。

YouTubeで収益化するための条件がこちら。

  • チャンネル登録者1,000人以上
  • 1年間の再生回数4,000時間

この条件を達成することで実際に収益化できます。まずは達成できるように動画を日々投稿し続けていくことが大事です。

登録者や再生回数が伸びやすいのは?

登録者や再生回数が増えやすいのは解説系の動画になります。撮影した自己満足な動画をひたすら投稿していてもなかなか増えません。視聴者の役立つ動画を投稿することで、登録者も増え高評価も貰えてモチベーションも上がります。

ドローン関連のWebサイトを運営

ドローン関連のWebサイト(ブログ)を開設し、そこに広告を貼ることで「広告収入」を得られます。いわゆる「アフィリエイト」というものです。

YouTubeとは異なり、Webサイト(ブログ)の場合には自身で広告を貼る必要があります。ブログと広告のことを勉強し運営するため少しハードルは上がります。

Webサイトに貼る広告は主に2種類。

  • グーグルアドセンス
    (Google Adsense)
  • ASPの広告

グーグルアドセンス

グーグルアドセンスはグーグル(Google)が提供するクリック型の広告です。

サイト運営者はグーグルアドセンスに登録し、広告のタグをサイト(記事)に設置するだけ。あとは閲覧者がクリックしそうな広告をグーグル側が自動的に選び表示してくれます。そして閲覧者が広告をクリックすれば収益が発生する仕組みです。

みなさんもネットで調べものをしていて、興味のある広告が出てきた経験ありますよね?あれがグーグルアドセンスです!

ASPの広告

ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)は、広告を出したい企業と広告を自分のサイトで紹介したいサイト運営者の間に入り仲介業務をしている会社です。

ASPはたくさんの企業の広告を扱っており、サイト運営者はこのASPに登録し、紹介したい広告を見つけて自分のブログに貼ります。

グーグルアドセンスのようにただクリックされただけでは報酬は発生せず、クリックした人が遷移した先の公式サイトで商品を購入・サービスを契約したら報酬が発生します

ASP広告はしっかり商品を売る必要があるので難易度は高いです!

ちなみに、ドローン関連の広告には「ドローンスクール」などがあります。

包括申請には「知識」や「技量」が必要

国土交通省へ飛行許可承認申請するには、ドローンの知識や10時間以上の飛行実績、操縦技術が必要です。

これらを証明する必要はありませんが、申請が通ったあと大きな事故を起こしてしまったら大変なので、申請前にある程度の知識と技量は身につけておきましょう。

10時間以上の練習が必要

申請するには10時間以上の飛行実績が必要。

ドローンを始めた当初はこの「10時間」という壁が立ちはだかり、都市部に住んでいる方は10時間以上の飛行実績を積むのは大変です。理由は場所の確保が難しいから

申請前なので航空法に違反しない場所を探す必要があります。しかし都市部にそのような場所はなく、車で1時間ほど遠くへ行かないといけません。もし見つけたとしても、同じ場所で10時間も飛ばすのは辛いです。

屋内練習場がおすすめだけど…
都市部に住んでいる方におすすめなのは「屋内練習場」です。屋内なら航空法が適用されないので、申請していなくても思う存分飛ばせます。ただ、景色の変わらない狭い空間で10時間も飛ばすのは辛いですが…。

最初の10時間の壁を越えるのは想像以上に大変ですよ!

ドローン関連の知識は本で

申請するにはドローンに関する知識も必要。

機体や操作に関してはもちろん、法律や天気、電波のことなど、必要な知識は多々あります。たとえ趣味だったとしても理解しておかなければなりません。

ドローン関連の知識はインターネットでも得られますが、より情報が網羅されているDJI社出版のテキストを購入し読破することをおすすめします。

この本にはDJI社製ドローンのこと、天候や電波のこと、ドローン飛行に必要な知識が網羅されていますので非常に役立ちます!

ドローンスクールは不要

趣味でドローン空撮をするのであればドローンスクールは必要ありません

受講料が高く、数日で数十万掛かるスクールもあり、趣味で払うレベルではないです。

そもそもドローンの知識はスクールへ行かなくても本で学べますし、操作もさまざまな場所やシチュエーションで飛行することで習得可能。

ドローンスクールでやることは基本的に独学できます!わざわざ高いお金を払って行く必要はないです!

まとめ

個人の趣味で「包括申請」する方法を紹介しました。

  • 業務として「包括申請」すればOK
  • ネットで広告ビジネスを行う
  • YouTubeかWebサイトを運営する

個人の趣味であっても「広告収入」を得るために継続して作業することで、それは「業務」にあたり「包括申請」することは可能です。

おすすめなのがドローン関連のYouTubeチャンネルを運営し動画を投稿すること。Webサイトを運営しドローン関連の記事を書いて収益を得ることです。

面倒な申請をしなくて済むため、趣味で飛ばす人も「包括申請」しましょう!