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苔の聖地!「苔筵(こけむしろ)」をドローンで撮影

苔筵 撮影スポット(被写体)

愛媛県の西予市にある苔の庭園「苔筵(こけむしろ)」をドローンで撮影してきました。

苔を踏んではいけないため、庭園のなかは石畳の上しか歩けません。そこで、ドローンを使えば普通は撮れない角度から撮れるのではないか、ということで今回撮ってきた次第です。

隅から隅まで手抜きなく育てられ苔の庭園は本当に素晴らしかったです!ここまで育てたオーナーには脱帽ですね。

苔筵(こけむしろ)の情報

苔筵の入り口
名称苔筵(こけむしろ)
住所愛媛県西予市宇和町信里2099番地
営業時間10:00~17:00
定休日月曜日
※1~3月は土・日・祭日のみ
※4月1日より平常通り営業
入庭料100円
アクセス西予宇和ICより車で15分
駐車場あり
連絡先080-3928-9276
注意事項・小学生以下の同伴でのご来店はご遠慮
・お子様の一人歩きはご遠慮
・苔は踏まないように

苔筵(こけむしろ)は、一面に広がる苔の庭園のなかを散策したり飲食できるカフェです。

Instagramや旅行サイトなどを中心に話題となり、ここ数年でだいぶ有名になりました。日本全国探してもほかに同じような場所はありません。

苔筵の景色

もともと棚田だった場所に、オーナーが5年かけて育てた苔が一面に広がります。そんな素敵な苔の庭園のなか、抹茶やコーヒー、苔饅頭、シフォンケーキなどの飲食を楽しめます。

苔筵の抹茶とお菓子

苔は隅々まで丁寧に育てられており、苔を踏むのは禁止。石畳のうえを散策します。

苔筵で飲食
こんな素敵な空間のなか飲食できます!

苔筵へ行くのに一番いい時期

苔筵は「梅雨」の時期がもっともおすすめです。苔は雨上がりがもっとも綺麗に見えるため、梅雨以外の時期でも、雨上がりに行くことをおすすめします!

夕陽が差し込む時間帯もおすすめできます!苔に暗い部分と明るい部分がうまれ、とても綺麗です!

苔筵(こけむしろ)の空撮映像

「苔筵(こけむしろ)」は空撮向きの場所とは言えませんが、ドローンが大活躍します。

というのも、苔を踏むのは禁止されていて人が行ける場所は限られます。しかし、ドローンなら低空で前後左右を自由自在に移動できるため、普段撮れない角度から撮れるわけです。

苔を踏めないということはドローンを回収できないため、墜落は絶対に許されない環境です。

閉店後、人が誰もいない状況で久々に集中して飛ばしました。幸いなことに、木の枝はすべて剪定されているため、墜落原因となる見えない小さな枝がなく安心して飛ばせます。木と木のあいだも空いており、意外と空間も広く飛ばしやすかったです。

苔筵の木の枝
剪定されまっすぐ伸びる針葉樹

苔筵は前々から撮りたかった場所だったので念願叶いました。

17時以降に撮影したので、ちょうど太陽の光が森に入り、木の影によって苔の明暗がはっきりしていて綺麗でした。操作もうまくでき、個人的にも綺麗な絵が撮れたと思います。

撮影に使ったMavic 3の優秀さも改めて認識しました。このような場所では非常にゆっくり飛ばすわけですが、ホバリング性能が悪い機体だと映像がユラユラしてしまうんですよね。ところが、Mavic 3は本当にホバリング性能が高く、まったくユラユラしませんでした。

約70kmの高速飛行も、1km前後の低速飛行も可能なMavic 3はさすがです!

狭い空間ではプロペラガード&目視

狭い空間で飛ばすには、繊細な操作が必要です。普段、海や山でしか飛ばしていないと繊細な操作ができず綺麗な映像を撮れませんし、墜落の可能性も高まります。

いざ飛ばすときには接触しても大丈夫なように「プロペラガード」を取り付けます。(今回の苔筵では諸事情で付けませんでしたが…)

そのうえで、安全に綺麗な映像を撮るには「機体の目視」が極めて重要です。普段の空撮では機体の目視なんてしませんが、狭い空間では機体を目視している時間のほうが長いです。

当たり前ですが、狭い空間で手元の映像だけを見て操作してしまうと、まわりの障害物を把握できず墜落させてしまいます

狭い空間で目視して飛ばす手順は以下の通り。

  1. ドローンを飛ばすラインを決める
  2. スタート位置でホバリング
  3. 構図やカメラ設定を確認
  4. 一直線を意識して操作開始

狭い空間では基本的に直線に飛ばします。(繊細な操作に慣れていれば、小さな半径でノーズインサークルしたりもできます)

直線に飛ばすわけですが、本当に一直線に飛ぶよう心掛けます。つまり、一度飛ばし始めたらスティック加減を変えることなく一定にする。途中で加減を変えるのはNG!ズレてきたらもう一度最初に戻ってやり直せばいいだけなので、操作中は変えないのが望ましいです。

というのも、狭い空間では被写体との距離が近く、スティックの加減を変えてしまうと、そのわずかな操作が映像に反映されてしまい微妙な映像になります。

使える映像を安全に撮るには「機体の目視」がもっとも有効ということ!

狭い空間での飛行可能は「狭い空間での空撮テクニック・注意点」の記事にも書いています。

まとめ

苔筵の全景

「苔筵(こけむしろ)」でのドローン空撮について紹介しました。

ドローンは飛ばさなくていいので 、西予市を訪れた際には普通に観光でお茶を飲みに行ってみてください(笑)本当に素敵な場所ですよ!